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次期V37スカイラインの概要が決まりつつある
現在、開発中のV37スカイライン。まず、エクステリアデザインについては、フロント部分がインフィニティのコンセプトモデル、エセレア風になるという話。
VQエンジンが消滅しダイムラーより供給されるエンジン、それもディーゼルが搭載されるなどという噂もあったが、VQエンジンは健在。
V37に搭載される予定の新型の次期VQエンジンが完成に近づきつつある。
発売時期は2013年頃となっている。
次世代VQエンジンの開発
2010年4月にダイムラーと提携した日産だが、この時にV6のVQエンジンが終了するという噂もあった。
しかし、V6エンジンは次世代モデルが開発されつつあり、無くなることはない。
次世代VQエンジンはV型6気筒、3.0Lの直噴となることで固まっている。
NA、ターボ、ハイブリッドまでラインアップされ、周辺のチューンによって200~460ps程度の出力レンジになるということだ。
また、ダウンサイジングが求められるこのご時世、2.4LのV6も求められていたが、これは開発を断念している。
それでも現行3.5Lと比較すれば、次世代モデルの3.0Lは排気量がダウンしており、燃費性能は向上する。
興味深いのは、一つのエンジンでマルチな出力レンジに対応できることで、多種多様な車種への展開が可能になるということ。
結果として、低価格で搭載させることができるので、V6世界一の座は、まだまだ安泰のようだ。
V37スカイライン、VQエンジンラインアップ予想
標準4ドアセダンのスカイラインに搭載されるのはNAのVQエンジンで300ps程度が見込まれる。
燃費&出力ともにバランスの取れたタイプでメイングレードを支えてくれるだろう。
これにモーターを追加したハイブリッド版も登場するはずだ。
これもやや燃費重視の設定で300ps程度+モーターの組み合わせがベストか。
また、スカイラインクーペにもNAが採用されるはず。
こちらはやや高回転域を使うセッティングで、出力は310~350ps程度に合わせ込んできそうだ。
軽い車体と相まって、スポーティーに仕上がってくるだろう。
そしてターボのVQはスカイラインのハイエンドモデルに搭載されることになるだろう。
ターボモデルの出力は400ps前後になるはずだ。