V37スカイライン、インフィニティQ50の生産を開始、日産 栃木工場で量産スタート

日産

スカイラインのフルモデルチェンジは近い、インフィニティQ50が量産開始

日産の新型スポーツセダン、インフィニティQ50の生産が同社の栃木工場で始まった。インフィニティブランドが展開されない日本では、スカイラインの次期モデルV37型として日産ブランドで販売される見込みである。
次期スカイライン インフィニティQ50生産開始
同工場で開催されたインフィニティQ50のオフライン式にはカルロス・ゴーン社長も出席した。昨今の為替動向にも言及があり、このまま円安傾向であればQ50は国内生産による輸出が継続されるということである。
さらに、発売時期についての公式な発表があり、まずは米国において2013年の夏という具体的な時期があげられた。その後、ヨーロッパ、中国とインフィニティブランドを展開する地域で販売がスタートする計画である。
日本市場向けについての公式な発表はされていないが、2013年秋という予測が今のところ有力で、スカイラインのフルモデルチェンジが間近に迫っていることになる。
インフィニティQ50 次期スカイライン
V37スカイライン インフィニティQ50 NY2013

次期スカイラインに搭載されるエンジンは、初期モデルはハイブリッドのみか?

2013年1月のデトロイトオートショーでのワールドプレミア以降、数タイプのエンジンを搭載したインフィニティQ50が公開されてきた。日産が従来から持つユニットとして、V6 3.7LガソリンエンジンとV6 3.5Lハイブリッドエンジンの2タイプ。そしてダイムラー社から提供される新開発の直4 2.2L ディーゼルエンジンが発表済み。この中で日本の次期スカイラインへ導入される可能性が最も高いのは、V6 3.5L ハイブリッドとされており、これはフーガハイブリッドと同タイプのユニットである。2.2Lディーゼルも期待したいところだが、これは欧州向けという性格が強い。今後は直4 2.0L ガソリンターボエンジンが追加でダイムラー社から供給されることが確実視されており、こちらの方が日本市場に適したユニットではないかと考える。
さらに、新型のV6 3.0Lターボエンジンについてもダイムラーでの開発が継続されているようで、Q50あるいは次期スカイラインシリーズへの搭載が検討されている。
スカイラインV37型 インフィニティQ50 NY2013

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