スカイラインGT-Rが復活、インフィニティQ50オールージュにV6 3.8Lターボ搭載

日産

最上級スカイライン、Q50オールージュのエンジンスペックがジュネーブで発表

日産のスカイラインがフルモデルチェンジしたが、海外市場では同タイプの車種がインフィニティQ50として販売されている。その最上級グレードに相当するQ50オールージュがデトロイトモーターショー2014で提案されていた。そして、現在開催中のジュネーブモーターショー2014では、そのエンジンスペックが公開された。

(写真はインフィニティQ50オールージュ、ジュネーブモーターショー2014)
スカイライン infiniti q50 オールージュ

様々な憶測が飛び交ったQ50オールージュに搭載されるパワートレインであるが、今回のジュネーブで正式に3.8L V6ツインターボエンジンと発表された。その最高出力は568ps、最大トルクは61.2kgmで駆動方式はフルタイム4WDということである。これはGT-Rのユニットをベースにしたパワートレインを意味するだろう。

V6 3.8L ツインターボエンジン

このV6ユニットが新型スカイラインを基本とするボディに搭載されることから、スカイラインGT-Rの復活という声もある。

スカイライン インフィニティQ50 オールージュ ジュネーブ2014 スカイライン GT-R Q50 オールージュ 2014

GT-RのVR38DETTユニットは最高出力が550ps、最大トルクが64.5kgmであったから、このV6ユニットはQ50に合わせたチューニングが行われていることになる。最高出力だけで見れば、Q50オールージュが+18ps上回る数値だ。

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この新型スカイラインGT-Rなるモデルの市販化は未定

現在のところ日産は、このインフィニティQ50オールージュの市販化については明言を避けている。Q50オールージュは、あくまで新型スカイラインのポテンシャルを表現したモデルに過ぎないというわけだ。

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