セレナ e-POWERが2018年3月発売へ、1.2L発電機+100kWモーター搭載

日産

日産がセレナ e-POWERを2月末に発表予定、シリーズ方式ハイブリッド搭載

セレナ e-POWER発売がまもなく発売される。2018年2月28日に価格、詳細スペックなどが発表され、翌3月1日に正式な発売日を迎えることになる。

(写真はセレナ e-POWER Highway STAR)
セレナ e-POWER

日産はシリーズ方式ハイブリッドシステムのe-POWERをノートで市販化しており、次はミニバンのセレナに採用していくことが東京モーターショー2017でも示されていた。ノートとセレナでは車体重量に大きな違いがあり、どのようなパワートレイン構成になるのかが議論となっていた。

セレナ e-POWERは専用設計の100kWモーターを導入、発電エンジンは1.2L

セレナ e-POWERに搭載される駆動用モーターは、新型リーフの110kWタイプの搭載も予想されたが、セレナ向けに開発された100kW(136ps)の専用設計品となる見込み。リーフより非力なモーターではあるが、セレナ e-POWERではコスト的にリチウムイオンバッテリーの容量が制限されることや、発電能力にも限りがあることから、モーターパワーは100kWというのが一つの解となるのだろう。

セレナ e-POWER Highway STAR

発電用ガソリンエンジンは、ノートと排気量が同じ直3の1.2Lとなる。ただし、出力重視にチューニングを受け、最高出力はノート e-POWERの79psからセレナ e-POWERでは84psまで上げられる。

セレナ e-POWER 東京モーターショー2017

装備面では、2列目シートがキャプテンシートとなる。従来グレードよりもプレミアムなイメージで販売されることになるが、モーター出力に余裕が無いことから乗車定員を8名から7名に減らして軽量化を図ったとも考えられる。

セレナ e-POWER フロントグリル

Sモード、ECOモードによる回生ブレーキを極端に効かせて燃費を稼ぐ手法はノート e-POWERと同様に採用される。セレナ e-POWERのJC08モード燃費は、ライバルのホンダ・ステップワゴンハイブリッドの25.0km/Lは超えてくるだろう。

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