V38スカイライン予告か、インフィニティQインスピレーションコンセプト発表

日産

スカイライン後継コンセプトの可能性、VC-Tエンジン搭載

インフィニティはQインスピレーションコンセプトを開催中の北米国際オートショーでワールドプレミアさせた。

次期スカイライン Qインスピレーションコンセプト

プレミアムブランドとして海外展開されるインフィニティであるが、日本国内においてもQ50がスカイライン、Q70がフーガなどと車名を変えて一部モデルが日産ブランドから販売されている。特にこの2つのセダンは、Q50が2013年、Q70が2009年のデビューとなっており、Q70の販売期間が長くなっている。

次期スカイライン Qインスピレーションコンセプト リアコンビネーションランプ

ただし、Q50についても6~7年程度のモデルサイクルを想定すれば、既に後継コンセプトが示される時期に来ている。日産は、このQインスピレーションコンセプトを「中型セダン」としており、V38型となる次期スカイラインを予告するモデルである可能性が高いと考える。

次期スカイライン Qインスピレーションコンセプト シート

V38スカイラインは4ドアクーペボディでスポーティ、プロパイロット採用

インフィニティQインスピレーションコンセプトのエクステリアは、典型的な4ドアクーペボディになっており、非常にスタイリッシュな印象である。これと引き換えに後席ヘッドクリアランスはややタイトに仕上げられている。

次期スカイライン Qインスピレーションコンセプト デトロイト

フロント部分はシャープなヘッドランプユニットと新デザインのフロントグリルによって表情が作られる。こういった新たなデザインルールは他のインフィニティモデルへ展開されることが予想される。

VC-Tエンジン マルチリンク

パワートレインでは可変圧縮比ガソリンターボエンジンのVC-Tの搭載が予告されている。既にクロスオーバーSUVのQX50へ搭載されるVC-Tであるが、セダンの次期Q50への搭載も当然の流れである。

次期スカイライン Qインスピレーションコンセプト インテリア

このほか装備面では自動運転技術のプロパイロットが採用されることになる。

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