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セレナ e-POWER+プロパイロットで2.0Lクラスミニバンで存在感
東京モーターショー2017の開催が来月に迫った。次世代を見据えたコンセプトモデル出品についての情報もあるが、一般ユーザとしては実用車のニューモデルも気になるところ。今回は2.0Lクラスミニバンのセグメントが大きな注目となりそうで、日産からはセレナ e-POWERが出品される予定となっている。
セレナは2016年に自動運転技術のプロパイロットを搭載したことで、販売台数を大幅に回復させた。次は新型パワートレインのe-POWER採用が計画されているが、その仕様についてまだ確定的な情報が少ない。
発電用エンジンはノートe-POWERからキャリーオーバーとなる直3 1.2Lエンジンの採用が有力。セレナ e-POWERでは駆動時間の拡大、あるいはエンジン回転数のアップにより、ノート e-POWERよりも発電量が増やされることになるだろう。
ノートとセレナの車体重量の違いから、モーター出力については上げられる可能性がある。ただし開発に掛けられる時間を考えれば、これは容易ではない。発売時期が延びてきた経緯もこのあたりが原因か。
セレナ e-POWERは、東京モーターショーでは市販プロトの出品にとどまり、発売は2018年に入ってからになる見込みである。
セレナ e-POWERと対抗する各ライバルモデル、東京モーターショーで新型車を出品
ライバルモデルでは、トヨタがノア/ヴォクシー/エスクァイアを2017年7月にマイナーモデルチェンジしたばかり。旧式のTHSⅡ採用ながらも、燃費性能、出力とも依然として現在でも通用するもので、コストパフォーマンスも高い。
さらに、ホンダはステップワゴンを9月下旬にマイナーモデルチェンジさせる予定で、東京モーターショーには市販車を出品させることになる。高性能ハイブリッドのSport Hybrid i-MMD搭載、そして新エクステリアで販売台数を確実に増やしてくるはず。ただし、ハイブリッドは上級のスパーダのみの設定でコストパフォーマンスがやや悪いのがデメリットとなる。