日産・ジューク、2代目モデルが準備中、GRIPZコンセプトがベース
日産のコンパクトSUV、ジュークの2代目に向けたフルモデルチェンジが2017年内に実施されようとしている。
現行ジュークは、日産の小型クロスオーバーSUVとして2010年にデビューしたモデルである。派手で遊びゴコロのあるエクステリアがウケて、日本にとどまらず欧州でも大ヒットとなったのはまだ記憶に新しい。販売期間7年を経るタイミングでフルモデルチェンジされることになる。
次期ジュークはe-POWER搭載、フランクフルトモーターショーでのワールドプレミアが予想される
次期ジュークについては、2015年のGRIPZコンセプトの発表以降は目立ったアナウンスがされていない。それでも開発は進められており、早ければ2017年9月のフランクフルトモーターショーで市販プロトの姿を見ることができるかもしれない。ちなみにGRIPZコンセプトが初公開されたのもフランクフルトであったから、やはりここでのワールドプレミアの可能性が高く、欧州がメイン市場ということになるだろう。10月の東京モーターショー2017でも車体公開され、その後2017年末の一般発売が予想される。
パワートレインはシリーズ式ハイブリッドのe-POWERの搭載が確定的である。GRIPZコンセプトで示されたe-POWERは、その後ノート e-POWERによって市販化されており、人気モデルとなっている。次期ジュークの主力パワートレインとなるだろう。
自動運転技術のプロパイロットが採用されるかどうかについては、いまのところ情報がない。日産のラインアップの中でも、まだまだ搭載を優先させるべき上級モデルがあることを考えると、次期ジューク初期型へのプロパイロット搭載は難しいか。