フェアレディZが6月にビッグマイナーチェンジ(Nissan 370Z)

日産

フェアレディZのフロントデザインが変更

先月2012年2月に開催されたシカゴモーターショーにて、新型フェアレディZ(Nissan 370Z)が公開された。
今回の改変はビッグマイナーチェンジとして位置づけられ、フロント回りに新型デザインを採用することで、イメージは一新される。
この6代目フェアレディZは、2010年にZ34型として発売以来、年次改良が行われてきたものの、これまでは目立たない小変更に留まっていた。
今回は久々に、デザインの改変が含まれただけに、シカゴショーでも注目を集めた。

ビッグマイナーチェンジ後のフェアレディZは、まずは2012年6月にアメリカで市販化。
日本では、7月~8月頃にかけてデビューする予定だ。

フェアレディZのフロントグリルがシンプルに

フェアレディZ 370Z
ビッグマイナーチェンジを受けたフェアレディZ、目に付く変更点はフロントグリルのデザイン。
グリル内のエアインテークの造形がシンプルなものになり、グリルサイドには縦型のLEDライトが設置された。
ヘッドライトにも変更が加えられ、見た目の形状こそほとんど変わらないが、昼でも点灯するLEDライトが装備される。
アルミホイールのデザインも現行のものより、太く力強いスポークを持つデザインに変更される。

また、スポーツグレードのバージョンSではユーロチューンドショックが装備され、高速巡航時の安定性が向上するという。
この他、バージョンNISMOではブレーキ回りの一部パーツに、GT-Rと同グレードのものが装備されるようになる。
ただし、エンジン、トランスミッション、シャシーなどの、主要ユニットはこれまでと変わらない。
そのため、ベースモデルの価格は現行モデルと同水準を維持。
バージョンS、バージョンNISMOに関しては、前述のグレードアップが加わるため現行モデルより少し値上がりするという。

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