ミラージュがマイナーモデルチェンジで1.2Lモデル追加、スポーツグレード設定

三菱

三菱がミラージュのマイナーモデルチェンジを実施予定、販売台数は低迷中

ミラージュのマイナーモデルチェンジが2015年3月に実施される見通しだ。新型では1.2Lモデルが追加される計画となっている。

(写真はミラージュ欧州仕様1.2Lエンジン搭載)
ミラージュ 2014 paris

ミラージュに1.2Lエンジンモデルの追加投入でライバルの日産マーチに対抗

(写真はミラージュ、東京モーターショー2011)
ミラージュ 新型ミラージュ

三菱のミラージュは前々回の東京モーターショー2011でデビューしたモデル。2012年よりタイ生産のモデルが日本へ輸入され販売されているが、国内販売網の弱さもあってかセールスは芳しくない。その月間販売台数は1000台に満たない状況となっている。軽自動車に対する優遇税制がある日本市場では、税制メリットの少ないリッターカーを販売していくのは大変である。

そんなミラージュであるが、来春のマイナーモデルチェンジでは1.2Lエンジン仕様が追加投入される見込みとなっている。

欧州市場向けモデルでは、1.2L版のミラージュが販売初期からラインアップされていた。これによる仕様では、直列3気筒 1.2Lで最高出力は80ps、最大トルクは10.8kgfmとなっている。

この1.2Lモデルには専用のエアロ、内装デザインが施された、スポーツグレードも設定される予定となっている。

直3 1.0Lモデルも継続して設定される。こちらは現行モデルで27.2km/LとなっているJC08モード燃費の改善が盛り込まれるだろう。

(写真は日産・マーチ)
日産マーチ マイクラ

ミラージュのライバルとされる日産・マーチも同じタイ生産で直列3気筒の1.2Lエンジンを搭載している。こちらも月販1000~2000台規模に留まっており、新興国向けコンパクトハッチバックカーを日本で販売するのは難しそうだ。

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