MPVは次期CX-9へ引き継がれる、北米向け7シータークロスオーバーSUV
マツダのMPVが現行モデルを以って廃止となることが見込まれている。
現行MPVは2006年に3代目モデルとして発売された。今年2015年は発売から9年が過ぎる時期に来ており、販売台数は月間50台に満たないレベルにまで落ち込んでいる。
そんなモデル末期のMPVに次期型についての情報がある。まず車名のMPVは継続されない可能性が高い。そして後継車種のモデル名はCX-9になるということである。
CX-9が日本発売、マツダの新型クロスオーバーSUVが2015年内にも発売か
CX-9は北米、オーストラリアを中心に販売されてきたクロスオーバーSUVである。全長5071mmという大柄ボディに7シーター3列シートを装備する。
一方でMPVは全長4860mmというボディサイズとなっており、次期CX-9が後継モデルということであればクロスオーバーSUV化と大型化を受けることになる。ただし、次期CX-9にはボディサイズを抑えた日本仕様の設定も噂されている。
やはり前述のとおりの販売台数では、MPVとしてのモデル名を継続する価値は無いと判断するのが妥当か。それよりも近年販売が好調であったCX-5の上位モデルとして認識されやすいCX-9の方がマツダとしても売りやすいはずだ。
次期CX-9への搭載が予想されるエンジンとしてはSKYACTIV-D 2.2が候補となる。これは現行CX-5に搭載される直4 2.2Lのクリーンディーゼルエンジンであり、CX-5の販売台数の大半がこのディーゼルモデルであった。次期CX-9についてもディーゼルモデルが人気となることが予想される。
新型CX-9は2015年秋の東京モーターショーあるいはLAオートショーで発表され、2015年内の発売が予想される。