KOERUコンセプトは次期CX-9を示唆している?3列シートクロスオーバーSUV
マツダのフラグシップSUV、CX-9のフルモデルチェンジが早ければ2015年内にも実施される見込みとなった。
マツダは来月9月に開催されるフランクフルトモーターショー2015で新型コンセプトカーの越(KOERU)を発表する予定となっている。KOERUが意図する市販モデルについて様々な憶測が飛び交ったが、これはCX-9の次期モデルということになりそうだ。
次期CX-9は2016年1月のデトロイトショーでワールドプレミアか、日本発売の可能性も
マツダは現在のところKOERUコンセプトについてスケッチ画像1点のみを公開している。ここからはデザインコンセプトKODOをベースにしたクロスオーバーSUVモデルであることが判断できるが、ボディサイズについての情報がなく判断が難しくなった。
KOERUコンセプトの発表が欧州であることから、CX-7の後継モデルを予想したが、これはどうやらハズレのようだ。
フランクフルトでKOERUコンセプトを公開後、主力市場の米国で新型CX-9の市販プロトが公開される見込みとなっている。次期CX-9は2015年11月のロサンゼルス国際オートショーかあるいは2016年1月の北米国際オートショーでのワールドプレミアが予想されており、コンセプトの発表から速いペースで市販化されることになる。
一方で、マツダでは古くなったMPVを退役させて、3列シートを装備する次期CX-9と車種統合させる動きがある。この流れでいけば、これまで日本で販売されたことのないCX-9が次期モデルからは日本導入されることも予想される。