KOERUコンセプトがフランクフルトでワールドプレミア、マツダから新車種の提案
マツダは越(KOERU)コンセプトを開催中のフランクフルトモーターショー2015で初公開した。
同ショー開催前からこのKOERUの正体について、CX-5、CX-7、CX-9の次世代モデルである可能性が考えられていたが、実車を見る限りアクセラベースのクロスオーバーSUVと見るのが妥当だろう。
もちろん市販型のモデル名としてはCX-7となる可能性も残っている。CX-4やあるいは別の車名となることも考えられる。
KOERUコンセプトのホイールベースはCX-5およびアクセラと共通、全高が低いクロスオーバーSUV
KOERUコンセプトのボディサイズは全長4600mm×全幅1900mm×全高1500mm、ホイールベースは2700mmとなった。
ボディサイズはまだざっくりとしたものしか公表されていない印象であるが、ホイールベースはCX-5およびアクセラと同じサイズとなっている。マツダはホイールベースサイズが共通する2タイプのクロスオーバーSUVを持つことになるが、このKOERUコンセプトとCX-5の大きな違いは全高にある。CX-5の全高は1705mmであり、これよりもKOERUコンセプトは20cm以上も低いモデルとなる。
KOERUコンセプトのエクステリアは、マツダのデザイン言語であるKODOに基づいたものとなる。アクセラとの比較では、ヘッドライトがコンパクトで目つきは鋭くなった。市販型KOERUは、アクセラベースでありながらもエクステリアは専用デザインとなることが予想され、全くの別車種として認識されることになるだろう。