マツダ・CX-5に2.5Lガソリンターボエンジン追加、北米CX-9から流用

マツダ

CX-5にSKYACTIV-G 2.5T搭載グレードの25Tを追加発売

マツダのクロスオーバーSUV、CX-5にSKYACTIV-G 2.5T搭載モデルが2018年10月11日にラインアップに加わった。

(写真はSKYACTIV-G 2.5T)
スカイアクティブG 2.5T

マツダは北米向けエンジンとして直4 2.5LガソリンターボのSKYACTIV-G 2.5Tを実用化し、フラグシップSUVのCX-9に搭載してきた。

(写真はCX-5)
CX-5

このSKYACTIV-G 2.5Tは日本販売モデルにも導入されることになり、その第一弾が今回のCX-5ということになる。クリーンディーゼルエンジンのSKYACTIV-Dと同様に、特別仕様車としてExclusive Modeが用意される。CX-5はSKYACTIV-Dの販売比率が高いモデルであったが、今後はSKYACTIV-G 2.5T搭載モデルも人気グレードとなることが予想される。

(写真はCX-5 XD Exclusive Mode)
CX-5 XD Exclusive Mode

マツダは高出力エンジンの搭載で、ブランド力をアップ

CX-9北米仕様SKYACTIV-G 2.5Tの最高出力は250HP、最大トルク42.8kgmというパフォーマンスであった。CX-5日本仕様SKYACTIV-G 2.5Tは最高出力230ps、最大トルク42.8kgmとなっており、車体重量に合わせた燃費対策がなされているようである。

CX-5

マツダはさらにSKYACTIV-G 2.5T搭載モデルを3列シートSUVのCX-8に拡大採用する計画となっており、その発売日は2018年10月28日となる見込みである。

今年のマツダはエントリーモデルのデミオにおいて、1.3Lエンジンを廃止しSKYACTIV-G 1.5Lとする動きがあった。ダウンサイジングの潮流の中ではあるが、マツダは敢えてモアパワーエンジンを選択。スポーティ&プレミアム路線によりブランド力を高めていくようだ。

タイトルとURLをコピーしました