レクサスRXシリーズに2.0Lターボ有り、RX200tが2015年秋に発売
レクサスは4月29日まで開催中の上海モーターショー2015にて、新型RX200tのワールドプレミアを行った。
レクサスは3月のニューヨーク国際オートショー2015でRXのフルモデルチェンジ発表を行ったばかり。ヘッドランプはより鋭く、サイドは直線的でキレのあるキャラクターラインが採用され、フロントには最新型の大型スピンドルグリルが備わる。新型RXシリーズはレクサスの最新SUVらしいエクステリアへと変貌した。
新型RXシリーズがニューヨークで発表された時点では、RX350としてV6 3.5L エンジンモデル、RX450hとしてV6 3.5L ハイブリッドモデルの2タイプのパワートレインがラインアップされた。今回の上海発表により、直4 2.0L ターボエンジンモデルが追加されることになる。
RX200tの正式発表により、8AR-FTS型はトヨタ&レクサスの上級車種への搭載拡大が予想される
直4 2.0Lターボエンジンが正式発表されたのは前回2013年の東京モーターショーであった。その後NX200tとして市販化が実現され、トヨタブランド車を含めた他車種への採用が期待されている。
この2.0Lターボエンジンが新型RXシリーズへ搭載されることはある程度の予想がされていたが、一方でRXシリーズはNXシリーズよりも大きな車体であることから2.0Lターボの搭載を疑問視する意見もあった。
今回、RX200tが正式に発表されたことで、この2.0Lターボエンジンの持つポテンシャルは予想以上に高いことになる。トヨタおよびレクサスの各ブランドで販売される多くの上級モデルへ搭載されていくだろう。
RX200tを含めた新型RXシリーズの日本仕様については、2015年秋のフルモデルチェンジが予想されている。2015年10月に開催予定の東京モーターショーでも出展され、その後まもなく日本発売となる見込みだ。