ステップワゴン ハイブリッドの発売が予想より遅れる、2017年秋頃か

ホンダ

ステップワゴンが販売不振、ホンダのダウンサイジングターボ戦略は失策か

ホンダの現行ステップワゴンは2015年に発売されたモデルであった。そして、後追いで発売される見込みであったハイブリッドモデルがまだラインアップされていないが、当初想定されていた2016年後半の発売に間に合いそうにない。ステップワゴンハイブリッドの発売は2017年秋頃まで延期されることになりそうだ。

(写真は現行ステップワゴン)
ステップワゴンスパーダ

ステップワゴンに現在のところ導入されるパワートレインは、1.5LのVTEC-TURBOのみとなっている。国産同クラスで唯一のダウンサイジングターボということで、性能と価格のバランスの良さが魅力である。ただし、販売台数を見ると、まだニューモデルと呼べる時期にありながらも目標の月販5000台に到達しない月が目立つ。やはり、ダウンサイジングターボは認知度が低く、市場から求められているのはハイブリッドであることが鮮明となった。

ステップワゴン スパーダ リアゲート

ステップワゴンハイブリッドに搭載されるのは2.0L Sport Hybrid i-MMDが有力

そんな中、ホンダは2016年2月にオデッセイハイブリッドを発売。ステップワゴンよりワンクラス上のミニバンモデルにハイブリッドを設定してきた。ステップワゴンに搭載されるのは、このオデッセイハイブリッドと同タイプの2.0L Sport Hybrid i-MMDとなる可能性が高い。

(写真はオデッセイハイブリッド)
オデッセイハイブリッド オデッセイハイブリッド i-MMD

オデッセイハイブリッドのJC08モード燃費は26.0km/Lで、ステップワゴンハイブリッドもこれに近い数値になることが予想される。ライバルのトヨタ・ノア/ヴォクシー/エスクァイアのJC08モード燃費23.8km/Lを上回り、クラストップの燃費性能が与えられることになる。

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