オデッセイハイブリッド市販計画に遅れ、東京モーターショーで市販プロト発表か

ホンダ

オデッセイハイブリッドの発売は遅れる、2016年の初め頃が予想される

現行オデッセイは2013年に発売された通算5代目となるモデルである。従来型と比較して全高が拡大され、これまで以上に居住性が重視された設計を採用。実質的にはエリシオンとの車種統合を果たしている。

(写真は現行オデッセイ)
新型オデッセイ

そんなオデッセイにハイブリッドモデルが追加されるという話が発売当初からあった。このオデッセイハイブリッドの発売時期は2014年度内とも言われていたが、以前のレポートでは、これが2015年の秋に延期したことをお伝えしている。そして、これも再延期の可能性が高く、現在は2016年の初め頃の発売になるという見方が強くなっている。

新型オデッセイ 2列目シート 新型オデッセイ インパネ

ただし、2015年の秋は10月に東京モーターショーが予定されており、ホンダとしてもこのプロモーションの機会を逃すわけにはいかない。ここでオデッセイハイブリッドの市販プロトモデルが出展され、ハイブリッド仕様のエクステリアデザインが公開される可能性が高いと考える。

新型オデッセイ 2013 新型オデッセイ リアビュー

オデッセイに搭載されるのは、アコード 2.0Lハイブリッドの改良版

オデッセイに搭載されるハイブリッドシステムは、現行アコードハイブリッドと同タイプの2.0L SPORT HYBRID i-MMDになる見込み。ただし、多少の仕様変更があるようで、発売日が延期となっている原因の一つとして考えられる。この仕様変更は、更なる燃費性能の向上を目指したものなのか、コストダウンあるいは不具合の解消を目的としたものなのかは不明。しかし、フィットハイブリッドおよびヴェゼルハイブリッドのリコール問題、さらにはレジェンドの発売延期など、最近のホンダは問題が多かっただけに気になるところである。

(写真は現行アコードの2.0L SPORT HYBRID i-MMD)
アコードハイブリッド i-mmd

オデッセイハイブリッドに採用されるリチウムイオンバッテリーは現行アコードのものより小型化されるとしており、これはアコードのマイナーモデルチェンジにも適応される見込みだ。

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