ホンダ新型レジェンドが発売延期、約10年ぶりのフルモデルチェンジ
新型レジェンドがホンダのフラグシップセダンとして昨年2014年11月10日にフルモデルチェンジ発表された。
当初2014年12月15日であった発売予定日は1月22日に延期されていたが、これが2月20日に再度延期された。
発売延期の理由としては複数箇所の問題があるようだ。新型レジェンドは北米市場ではアキュラRLXのネームで先行して販売されているが、まずはそのLEDヘッドライトにおいて不具合が発覚しリコール処理されたばかりであった。
また安全運転支援システムのホンダ センシングにおいても検証項目が新たに発生したとのこと。
さらにデュアルクラッチトランスミッション(DCT)に関する問題も発覚したとされている。ホンダのDCTに関する不具合は、約一年ほど前にフィットハイブリッドおよびヴェゼルハイブリッドにおいてリコールが相次いだことが、まだ記憶に新しい。もちろんレジェンドに搭載されるのは別タイプのパワートレインとなるが、ここでも同様にトラブルがあるとすれば印象は良くないだろう。
新型レジェンドの納車は遅れる、3.5L V6 SPORT HYBRID SH-AWD搭載
新型レジェンドは、前モデルの生産停止から約2年半ぶりの復活ラインアップということもあり、既に1000台近い受注を得ている。
3.5L V6 SOHC i-VTEC直噴ガソリンエンジンをメインユニットとし、リアドライブを左右独立のモーター駆動としたSPORT HYBRID SH-AWDを採用。7速DCTユニット内のモーターを含めた3モーター式ハイブリッドとなる。複雑な機構ゆえに生産台数も限られており、今からのオーダーでは納車まで時間がかかりそうだ。