N-VANが8月発売、ホンダの新型軽自動車はセンターピラーレス構造採用

ホンダ

N-VANが開発中、4ナンバー商用グレードが先行、アクティバン後継

ホンダの新型軽自動車、N-VANの発売日が2018年8月頃となる見込みである。

(写真は現行アクティバン)
アクティバン

新型N-VANは、昨年2017年にフルモデルチェンジしたN-BOXのプラットフォームをベースに開発が進められている。4ナンバーの商用グレードで販売され、これまでのアクティバンを後継する位置にラインアップされる。標準ルーフとハイルーフの2種類が用意される。

(写真は現行バモス)
バモス

アクティバンあるいは兄弟モデルのバモス、バモスホビオはMRプラットフォーム採用による前後に長いラゲッジスペースが特徴で、積載力を求めるニーズに応えてきた。新型N-VANはN-BOXベースのFFプラットフォームとなるため、ラゲッジの前後長では不利となるはず。そのためMRプラットフォームの従来モデルもしばらくは並行して販売が継続されることが予想される。

N-VANはセンターピラーレス構造が採用される可能性がある

そして、新型N-VANにはN-BOXにも無かった助手席側センターピラーレス構造が採用される。助手席側前後ドアに区切りが無い、大きな開口面積が特徴となり、荷物の積み降ろしのしやすさがメリットとなる。

(写真はダイハツ・タント カスタム)

同様のセンターピラーレス構造は、ダイハツ・タントが乗用グレードで長年ラインアップしてきており、こちらも2018年秋頃のフルモデルチェンジが見込まれる。商用グレードのN-VANとは、とりあえずは直接対決ということにはならないが、バモスを後継するN-VANの5ナンバー乗用グレードの追加発売も予想され、近い将来にシェアを奪い合うことになるかもしれない。

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