フィット、エアウェイブ搭載のホンダL15Aエンジンのトラブル、メンテナンス情報

ホンダ

L15Aのトラブル情報

L15Aに目立ったトラブル報告はほとんどありません。
登場から9年が経過しトラブルシューティングも進んでおり、信頼性の高いエンジンです。
SOHC 16バルブ i-VTEC、SOHC 8バルブ i-DSI、SOHC 16バルブ VTECの細かな仕様違いが存在します。

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L15Aのメンテナンス情報

タイミングベルト

L15Aは全てのタイプにおいてタイミングチェーン採用です。
つきましては一般的に10万キロを目処に行われるタイミングベルトの交換が不要です。
タイミングベルト交換は部品代は安いのですが、取り付け工賃がやや高くなるので、これが不要となるのは助かります。

ウォーターポンプ

通常タイミングベルトとセットで交換がされますが、L15Aはその交換が不要です。
その結果ウォーターポンプも放置されることとなりメンテナンスが行き届きにくくなりつつあります。
通常日本車であれば10万kmを超えても故障することはありませんが、異音がしたり、ディーラー整備工場で交換を促された場合は交換をしたほうが良いでしょう。

冷却系統

通常、車検ごとにクーラントを交換するだけで、特に意識することなく維持できます。
ただ、車検時に必ずしもクーラント交換は行わない場合もあるので気を付けたほうがいいです。
古いクーラントは前述のウォーターポンプの寿命を著しく短くします。
突然のオーバーヒートは、急な予定変更を強いられると共に、車本体のエンジンやその周辺にも劣化を早めるなど悪影響を残します。
オーバーヒートのリスクはできるだけ避けるべきでる。

点火系統

ダイレクトイグニッション採用で消耗部品であるディストリビューターはありません。
ディスピキャップの交換も不要です。
最近のi-VTECエンジンはコイル容量が上がっておりより信頼性が上がっています。

L15Aが搭載された車種一覧

フィット GD3,GD4,GE8,GE9
フィットアリア GD8,GD9
モビリオ GB1,GB2
モビリオスパイク GK1,GK2
パートナー GJ3,GJ4
エアウェイブ GJ1,GJ2
フリード GB3,GB4
フリードスパイク GB3,GB4

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