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新車モデルチェンジ情報、燃費比較とモーターショー

インサイト新型二代目(ホンダZE2)の評価と口コミまとめ

インサイト

インサイトのエクステリアと燃費特性

インサイトがフルモデルチェンジ

環境への注目度がますます高まるなかインサイトがフルモデルチェンジデビューした。2009年2月の上旬に発売し1ヶ月で18,000台の受注を受け大ヒット作になった。
ホンダはこれまで初代インサイトの他にシビックのセダンタイプでハイブリッド車を提供し続けてきた。今回の新型インサイトはハイブリッド専用ボディというのが評価が高い。燃費のよさを連想させる空力特性を最大限考慮したエクステリアだ。フロントマスクの形状やリアを絞り込んでテールを高めた仕上がりは、ホンダの燃料電池車FCSクラリティを連想させる未来志向なデザインで評判だ。

エクステリアは評価が高い

圧倒的な低燃費を発揮したハイブリッドカーだが、空気抵抗を減らすボディも重要な要素となっている。運転席部分が一番高く、後にかけてなだらかに下がっていくルーフは一番空気抵抗を減らす形だ。
しかし、この形状は運転席からの後方視界がよくない。そこでリアウィンドゥを下に延長して2段窓にすることで後方視界を確保した。
このボディ形状のデメリットはリアシートの頭上空間に余裕が無くなることが挙げられる。実際、この点で不満を感じているオーナーや試乗体験者の口コミ評価が多く、フィットハイブリッドに興味が移ってしまう顧客もいるそうだ。購入予定の方はこのあたりも要チェックだ。

ホンダIMAエンジン

新型インサイトはLDA型の1.3L直4SOHC 8バルブ i-VTEC i-DSIエンジンを搭載し88psの出力を発揮する。これはモーターなしでも立派に車体を走らせることができる優れたエンジンだ。
モーターはMF6型でエンジン内部に統合してあることからINTEGRATED MOTOR ASSIST(IMA)と呼ばれる。このハイブリッドシステムはプリウスのようにエンジン外部にモーターを設置するトヨタの方式とは異なるハイブリッドシステムだ。ホンダのIMAの方が低燃費効率は劣るが低コストで実現できるハイブリッドシステムで低価格車にも普及が期待できると評判だ。
あくまでエンジンが主役、モーターは脇役というのがホンダIMAシステムだ。走る感覚は通常のガソリンエンジン車とほとんど変わらない。アイドリングストップ機能もついているが、その後の発進はブレーキを緩めることでエンジンが再スタートし発進時もエンジンの力で動く。低速走行はモーターだけでも走行可能なプリウスと大きく違う点だ。
エコノミーモードをONにすると、エンジンが高回転で回らなくなる。この状態でアクセルを踏み込んでもモーターのアシストでしっかり加速する。
いままでの運転感覚を変える事なく低燃費性能を手に入れたい。そんな人に向いているのが新型インサイトだ。

実燃費ユーザーからの評価

燃費報告の結果にばらつきがあるが、概ね19~22km/Lという報告が多い。しかし悪いユーザーでは15~17km/Lという報告も珍しくない。渋滞が多くても20km/Lを下回る事がないという意見もある。
道路環境や運転のクセによる影響を受けやすい特徴があるようだ。

新型インサイトとプリウスとの比較

まず基本的にプリウスの方が値段も車格も上だ。単純な性能比較ではプリウスの方が有利になってしまう点を考慮してユーザーからの口コミ評価をまとめてみた。

インサイトの方が重心が低い

従来的な車好き、運転好きなタイプの人は新型インサイトの低重心からくるコーナリングのしやすさを評価している。全高はインサイトで1,425mm、プリウスは1,490mmとなっている。また車体重量もインサイトが1,190~1,200kg、プリウスは1,310~1,490kgとかなりの重量差があり、インサイトのキビキビとした運転感覚は評判がいい。
また、足回りのやや硬めでしっかりしたハンドリングが特徴だ。硬いといっても適度な硬さで乗り心地に不満を感じるユーザーは少ない。

エクステリアはインサイトの方が魅力的

プリウスは初代から新型のZVW30型に至るまで、数量的にかなりの販売台数をこなしており、少し街に溢れてしまった感じがする。いまやハイブリッドカーのプレミアムなイメージはなく、ありふれた車だ。インサイトはまだまだ街で見かける回数も少なく、先進的なエクステリアも人目を惹く魅力がある。燃費の良い営業車的用途ならプリウスかもしれないが、趣味や遊びの用途ならインサイトの方がしっくりくる。

インサイトの後部座席は狭い

全高の低さやルーフが傾斜している形状のため、リアシートの頭上空間は最近の車としてはかなり狭い部類だ。ミニバン馴れした人にとっては窮屈かもしれないが、実用上はギリギリ問題のない範囲と言えるだろう。

インサイトのアイドリングストップが弱点

インサイトのアイドリングストップシステムがまだシステムの仕上がりが甘く使いづらいとの口コミの評価が多い。駐車場での低速の切り替えしでエンジンが停止と再始動を頻繁に繰り返す局面があったり、アクセルとブレーキの操作タイミングによってはギクシャクしてしまったりといったことがある。
一方、プリウスでは低速走行はモーターのみの運転が可能だ。いや、それどころか一般道の巡航もモーターのみでこなしてしまい評価が高い。

お買い得感はプリウス優勢

インサイトより広くて燃費性能も上のプリウスとの価格差は最安モデルとの比較でわずか16万円だ。ハイブリッドカーを選択するような客層は1円でも安いものをというより、より気に入ったものがあればある程度の出費は惜しまないだろう。内装の雰囲気もプリウスの方が上質に感じる。ワンランク上のプリウスとの価格差が肉薄している状況では、インサイトは販売台数的には厳しくなっている。

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