フリードハイブリッドの発売日が決まりつつある

ホンダ

ホンダIMAハイブリッドがコンパクトミニバン車種へ

フリードハイブリッドの開発が進んでいる。
フリードといえば2列シートと3列シート車があるが、ハイブリッド化が優先的に開発されているのは3列シート車の方。
2列シート車のハイブリッド化も十分可能性は高いが、ホンダとしては未だに3列シート車のハイブリッド車種をラインアップしておらず、開発を急いでいる。
トヨタは7人乗りプリウスα、エスティマハイブリッドといったハイブリッドミニバンを既にラインアップしており、先を越されている状況があるので、なおさら3列シートのフリードハイブリッドに期待が高まるところだ。
フリードの3列シートモデルの乗車定員については7人乗りと8人乗りタイプがあるが、ハイブリッドモデルの乗車定員については未定。

(現行フリードスパイク)
フリードスパイク

フリードハイブリッドのデザインはこうなる

新型のフリードハイブリッドはハイブリッド専用デザインが採用される。
基本的なボディスタイルに変更はないが、フロントグリルがメッキ仕様になり、リアのコンビネーションランプがLED化する。
このあたりの専用デザインは、フィットのハイブリッド化と同じパターンで行われる。

バッテリー積載によるデメリット

ハイブリッドシステムのニッケル水素バッテリーの積載位置は3列目シート床下になることが決まっている。
このため、現行のノーマルガソリンエンジン車よりも床面の高さが高くなることはほぼ間違いないようだ。
フリードの3列目シートは左右に跳ね上げて収納できるタイプなので座席の変更での対応ができる。
リア付近の居住性が大きく損なわれることはないとみている。

パワートレインは1.3LのIMA採用

フリードハイブリッドに採用されるエンジンはフィットハイブリッドと共通になる予定。
現行のフリードが1.5LのL15A型であるから、エンジン排気量に関してはダウンサイジングして1.3Lとなる。
車両重量は1330kgとなり、1.3LのIMAハイブリッドの中で最も重くなる。
同じパワートレインが採用されるフィットハイブリッドより+200kg、インサイトより+140kgも重くなることで、動力性能に余力が少ないことが予想される。
燃費も10・15モードで27km/Lとなり、フィットハイブリッドよりも1割の悪化が見込まれている。

フリードハイブリッドの発売日は

フリードハイブリッドが投入される時期は、今年2011年の11月下旬あたりを見込んでいる。
電力供給体制に大きなトラブルがなければ、年内に発売される予定だ。

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