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フリードターボは延期、ハイブリッドとNAエンジンモデルが先行発売
今年2016年はホンダのコンパクトミニバン、フリードのフルモデルチェンジが予定されている。
(写真は現行フリード)
そして、次期フリード搭載されるエンジンとして直3 1.0Lターボエンジンが計画されていたが、その開発が大幅に遅れていることが明らかとなった。まずはフリードハイブリッドとして、フィットハイブリッドあるいはヴェゼルハイブリッドで市販実績のある1.5LのSport Hybrid i-DCD搭載モデルが先行発売されることになる。
(写真はVTEC-TURBO 1.0L)
2016年は国産ダウンサイジングターボの流行が予想される、排気量1.0Lで税制メリット
2016年は国産ダウンサイジングターボが流行となりそうである。まずはスズキが新型バレーノとして、新開発の直3 1.0Lターボエンジン搭載モデルを発売する予定となっている。既に国内のモーターショーで市販プロトが公開されていることから、その発売は確定的だ。
(写真はスズキ新型バレーノ)
またトヨタも、2016年にフルモデルチェンジ予定のbBで直3 1.0Lターボモデルをラインアップさせる予定となっている。こちらはハイブリッドでの実績が無いダイハツ生産ということで、ダウンサイジングターボエンジンを新たな武器としてラインアップしてくる可能性が高い。
いずれも排気量として1.0Lを選んでおり、税制メリットの大きい日本向けのエンジンと言えるだろう。
(写真はVTEC-TURBO 2.0L)
ホンダはVTEC-TURBOエンジンを排気量ごとに3タイプ用意している。なかでも直4 2.0LはシビックタイプR、そして直4 1.5Lはステップワゴンに搭載されることで既に市販済みである。ただし1.0Lに関しては市販化まで、まだ時間がかかりそう。この部分ではスズキ、トヨタ勢に先を越されることになりそうである。
(写真はVTEC-TURBO 1.5L)
次期フリードはSport Hybrid i-DCDの他に、通常の1.5L NAガソリンモデルもラインアップされる見込み。発売時期は2016年の秋以降が予想される。
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