ホンダ・CR-Vハイブリッド プロトタイプが欧州発表、日本発売の可能性はあるか

ホンダ

CR-Vハイブリッドは2.0L Sport Hybrid i-MMD搭載、欧州市場にも導入

ホンダはCR-V ハイブリッド プロトタイプをフランクフルトモーターショー2017で出品した。

(写真はCR-V ハイブリッド プロトタイプ)
CR-V ハイブリッド

ホンダのミドルクラスクロスオーバーSUVのCR-Vシリーズは、2016年に5代目となるフルモデルチェンジを受けたばかり。ハイブリッドモデルについても中国向けに販売が始まっている。そして今回、CR-Vハイブリッドプロトタイプがフランクフルトで出品されたことで、欧州市場でのハイブリッドモデル導入が確定的となった。

CR-V ハイブリッド リアコンビネーションランプ CR-V ハイブリッド フランクフルト2017

ホンダの日本向けラインアップでは、2016年に先代型CR-Vの販売を終了させており、後継モデルは現在のところ設定されていない。新型CR-Vがハイブリッド化されたことで、日本発売の可能性はさらに高まったと考える。

CR-V ハイブリッド フロントグリル CR-V ハイブリッド プロトタイプ

CR-Vハイブリッドとしての日本発売が期待される、CX-5、ハリアー、エクストレイル対抗

欧州向けCR-Vハイブリッドプロトタイプの詳細スペックについては発表されていない。ただし、既に発売されている中国仕様によると、エンジンが最高出力107kw、最大トルク175Nm。モーターが最高出力135kw、最大トルク315kwとなり、これはアコード、オデッセイ、ステップワゴンの2.0L Sport Hybrid i-MMDと同タイプのハイブリッドシステムが採用されることを意味する。

(写真はマツダ・CX-5)
CX-5

(写真はトヨタ・ハリアー)
ハリアー

新型CR-Vハイブリッド中国仕様のボディサイズは全長4585mm×全幅1855mm×全高1679mm、ホイールベースは2660mmとなる。ライバルモデルではマツダ・CX-5とサイズが近い。ハイブリッドSUVとして見れば、ワンクラス上のトヨタ・ハリアーも対抗となるだろう。

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