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シビック タイプR コンセプトがワールドプレミア、日本への輸入販売も期待
ホンダが開催中のジュネーブモーターショー2014で、ステージのメインに持ってきたのがシビック タイプR コンセプトである。
ホンダのシビック タイプRと言えば、日本市場では2010年に販売を終了しているが、かつてはFFのスポーツモデルとして絶大な人気を誇った。ノーマルのシビックがラインアップから外れていく中で、タイプRだけが欧州からの輸入で販売が継続されていた経緯を持つ。
今回発表のシビック タイプR コンセプトはもちろん、販売のベクトルが欧州市場に向けられて開発されているのだが、過去のモデルが日本へ輸入販売されるという実績もあり、市販モデルが日本導入されるということは十分に期待できるだろう。
次期シビック タイプRは最高出力280psクラスの新開発2.0Lターボエンジンを搭載予定
ホンダ シビック タイプRコンセプトを市販化させるにあたって重要なのが、高い環境性能を持ちながらタイプRを冠するだけの走行性能を両立させることである。ホンダはこの2つを高いレベルで両立させるための新開発計画、新世代パワートレイン技術群「EARTH DREAMS TECHNOLOGY(アース・ドリームス・テクノロジー)」を推進しており、その1つとして開発中の2.0L直列4気筒直噴ターボエンジンを搭載予定。その最高出力は280ps程度が見込まれる。
今回ジュネーブで発表されるシビック タイプRコンセプトは、2015年に欧州で発売予定となっている市販モデルのデザインの方向性を打ち出したものである。欧州で発売されているシビックの5ドアハッチバックがベースとなり、これにリアウイングを大胆に配置。このほか特徴的なホイールなどを採用し、レーシングカーらしい雰囲気がしっかり感じられる構成となっている。
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