NSX CONCEPT-GT、ホンダの2014年SUPER GT参戦車両の画像
ホンダは2015年に新型NSXの発売を計画している。昨年2013年のデトロイトでは、最新型のNSXコンセプトが発表され既に東京を含めた多くの国際モーターショーでその姿を確認することができた。そして、もう一つ重要な次期NSXのプロモーション活動の一つが、スーパーGTの参戦である。
写真は大阪オートメッセ2014で出展されたNSX CONCEPT-GTである。2014年のGT500クラスに向けたレギュレーション対応をミッドシップエンジン リアドライブレイアウトによって実現している。
市販型次期NSXに搭載されるエンジンはV6のスポーツハイブリッドSH-AWD
NSX CONCEPT-GTに搭載されるエンジンは直4 2.0Lの直噴ターボ+ハイブリッドで専用開発されたレーシングハイブリッドシステムとなる。
市販型の次期NSXにはV6エンジンが搭載される計画となっており、その排気量は3.0L~3.5Lクラスになるはず。トランスミッションはDCTで、恐らく9速タイプになるだろう。フロントドライブは、2基のモーターを装備し左右独立コントロールによる駆動となる。さらにエンジン-DCT間に装備される1基のメインモーターを加え、トータルで3モーター式のスポーツハイブリッド SH-AWDとなる。
NSX CONCEPT-GTとこれまで公開されてきたNSXコンセプトのエクステリアを比較すると、フロントリップスポイラーやリアウィングを始めとする大型のエアロパーツが装備されていることもあり印象は大きく異なる。しかしフロントグリルからヘッドライトと続く直線的なラインはNSXコンセプトそのものであり、フラグシップスポーツカーとしてホンダのデザインを先導している印象だ。