ムーヴがマイナーチェンジで次世代イーステクノロジーを搭載、12月予定

ダイハツ

新型ムーヴに期待される次世代イーステクノロジー

2010年12月にデビューした現行の5代目ムーヴ。販売2年目にあたる今年2012年12月にはマイナーチェンジが行われ、後期モデルへ改変することになる。
新型ムーヴは次世代イーステクノロジーの搭載により燃費が大幅に改善し、エコカー免税適応車の範囲が拡大されることが見込まれている。

この次世代イーステクノロジーと呼ばれるものは、ダイハツ社内で厳しい緘口令が敷かれているのか、その詳細について発売が近づきつつある現時点でも明らかになっていない。
ライバルのスズキは、2012年9月に発表した新型ワゴンRに、減速時エネルギー回生機構やエアコン蓄冷材といったダイハツの現行イーステクノロジーには無い技術を多く採用してきた。これらとほぼ同じ技術を次世代イーステクノロジーに採用するのか、あるいは全く違う燃費改善技術が盛り込まれるのかが注目のポイントになるだろう。
現在のFF NAモデルにおけるJC08モード燃費の比較では、ムーヴが27.0km/L、ワゴンRが28.8km/Lとなっている。

(写真は、現行ムーヴ)
ムーヴ 2011

新型ムーヴのエコカー免税適用車拡大も販売台数を押し上げるポイントに

ワゴンRは、FF NAモデルだけでなく、4WDやターボ車を含めた全てのグレードでエコカー減税100%対象車(免税)となっている。モデル全グレードのエコカー免税は、新型ムーヴにおいても達成することが期待される。

先月9月の軽自動車販売台数ランキングを見てみると、1位がフルモデルチェンジしたばかりのワゴンRで20891台となっており恐らくこれは次月以降にもっと伸ばしてくるはず。ホンダ・N BOXが19914台の2位と続き、ムーヴはというと11240台の5位に甘んじている。次世代イーステクノロジーの採用と、エコカー免税対象車拡大によって一気に巻き返したいところだ。

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