bB、クー、ラクティス、トレジア統合の後継ワゴンは両側スライドドア装備

ダイハツ

bB、クー、ラクティス、トレジアの後継モデルが11月発売、ダイハツが開発

トヨタのbB後継とされてきた新型コンパクトトールワゴン車は、ダイハツの開発生産で準備が進められてきたことはこれまでもレポートしてきた。この新型車はbBの姉妹モデルであるダイハツ・クーの後継だけでなく、トヨタ・ラクティスとスバル・トレジアの後継モデルとしての役目も担うことになる。つまりbB、クー、ラクティス、トレジアの4車種は統合され、ダイハツ、トヨタ、スバルの各々で3つの姉妹モデルとして販売されることになるだろう。正式には2016年11月9日に発表、発売される見込みとなっている。

(写真は現行bB)
トヨタ bb

大規模なフルモデルチェンジ&ラインアップ再編ということで、従来の車名が継続されず、各ブランドごと新車名で販売される可能性もある。

(写真は現行ラクティス)
ラクティス

bB、クー、ラクティス、トレジアの後継車に搭載されるパワートレインは、ダイハツ新開発のダウンサイジングターボエンジンである直3 1.0L ターボとなる。

ダイハツが生産をすべて担当するOEMモデルということになり、各ブランド合計で月間1万台規模の生産を計画中とのこと。そのうち8割程度がトヨタに配分されるようだ。

また、従来の4モデルはいずれもヒンジドアを採用してきたが、新型車はリア両側スライドドアとなる。このクラスで販売が好調な、スズキ・ソリオと直接対抗するモデルとなる。

(写真は現行ソリオ)
ソリオ ハイブリッド

ソリオの方は、燃費性能の良いストロングハイブリッド版を11月に投入予定ということで、こちらも商品力を上げてくる。軽自動車セグメントではお馴染みのダイハツvsスズキの対決が登録車クラスでも見ることができそうである。

タイトルとURLをコピーしました