新型【40系 アルファード】フルモデルチェンジ発売日2023年中盤で価格は値上がり予想、2022年5月特別仕様車発売【トヨタ マイナーチェンジ最新情報】

アルファード
アルファード 後期型

現行アルファード30系 後期型

トヨタのミニバン、アルファードのフルモデルチェンジは2023年中盤頃の実施が予想される。

アルファード特別仕様車 S“TYPE GOLD Ⅲ” 06

アルファード特別仕様車 S“TYPE GOLD Ⅲ”

現行型30系アルファードの販売期間は、まだ1年程度が残されており、2022年5月に特別仕様車が発売される。特別仕様車はエクステリアでの大きな変更点は無く、2021年の特別仕様車を継承する、「S”TYPE GOLD Ⅲ”」が設定され、モデル末期の販売体制が整えられた。

30系アルファード【最終】特別仕様車が発売、フルモデルチェンジまでの現行型販売体制が整えられる

現行型30系アルファードの最終モデル、特別仕様車の S”TYPE GOLD Ⅲ”が2022年5月13日に発売される。

アルファード特別仕様車 S“TYPE GOLD Ⅲ” 01

アルファード特別仕様車 S“TYPE GOLD Ⅲ”

従来型のS”TYPE GOLD Ⅱ”から新たに設定された内容は、オプティトロンメーターのメーターリングにゴールド加飾が施され個性が強調された。シート表皮にはスエード調で上質な肌触りのブランノーブⅡ(パーフォレーション)と合成皮革の組み合わせが採用された。また、接近車両との衝突被害軽減をサポートするブラインドスポットモニターとパーキングサポートブレーキ(後方接近車両)が標準装備された。

アルファード特別仕様車 S“TYPE GOLD Ⅲ” 05

アルファード特別仕様車 S“TYPE GOLD Ⅲ”

消費税込み車両本体価格は、2WD車が430万6000円、4WD車が456万1000円、ハイブリッドのE-Fourが515万4400円となる。

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アルファード特別仕様車 S“TYPE GOLD Ⅲ”

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アルファード特別仕様車 S“TYPE GOLD Ⅲ”

アルファード特別仕様車 S“TYPE GOLD Ⅲ” 04

アルファード特別仕様車 S“TYPE GOLD Ⅲ”

新型アルファード登場は2023年、20年の歴史を超えて4代目40系へ

アルファードシリーズは2002年5月発売の初代モデル(10系)が起源となっている。1990年代から盛り上がってきたミニバンブームは21世紀に向けて、より高級志向へとニーズが変化してきていたが、そんな中での発売となった。

アルファードG

アルファードG

一方でライバルの日産・エルグランドは1997年のデビューで、アルファードよりも先にファミリー向けの専用ミニバンを導入していた。初代アルファードが発売された時期は、エルグランドが2代目にフルモデルチェンジするタイミングでもあり、後を追う形での参入であった。

アルファードV

アルファードV

アルファード vs エルグランドの対立構造は、この頃からあった。エルグランドの基本構造はテラノをベースとしたプラットフォームでFRレイアウトを採用したままであった。

一方で後から参入したアルファードは、キャビンスペースで有利となるFFレイアウトのKプラットフォームを採用。2列目シート、3列目シートの空間を重視した設計が盛り込まれ、さらに燃費性能や税制面で有利な低排気量エンジンとして2AZ-FE型(直列4気筒 2.4L)を選択肢に加えており、ファミリーニーズに応えることができていた。

アルファード

アルファード 20系

2008年5月には、アルファードの2代目モデルとなるフルモデルチェンジが実施された。初代モデルのセールス的成功があったこともあり、ネッツ店の初代モデル「アルファードV」は新規車種の「ヴェルファイア」として、別デザインの姉妹モデルに生まれ変わった。ミニバンブーム終焉とも言われる時代であったが、セールス的にはトヨタ勢の一人勝ちの状況であった。

ヴェルファイア

ヴェルファイア 初代型

そして、2015年1月に発売されたのが3代目、30系となる現行型アルファードで、姉妹車種のヴェルファイアも2代目にフルモデルチェンジされた。高級プレミアム志向のアルファードに対し、ヴェルファイアではスポーティテイストの外観が採用された。当初の前期型ではヴェルファイアのエクステリアが人気であったが、2017年12月のマイナーモデルチェンジで後期型に切り替わってからは販売状況は逆転し、アルファードの受注が好調となった。

2020年にはトヨタの経営方針により、全ての系列の販売店でアルファード/ヴェルファイアの両方が取り扱われる状況となった。アルファードの販売は更に優位となり、ヴェルファイアの重要度が低下した。次期型ではヴェルファイアは廃止となり、アルファードのみが新型へモデルチェンジされる見込みとなっている。

アルファード

アルファード 30系 前期型

ただし、ヴェルファイアの実質的後継をイメージさせるエクステリアが与えられたグレードが設定される見込みで、これはスポーティなフロントデザインが特徴となる。

新型アルファード2023年モデルの価格は、値上がりが避けられない

次期型で4代目となるアルファードであるが、初代型モデルからこれまでにおいてもフルモデルチェンジや一部改良のタイミングで基本的には値上がりを受けてきた。

2002年の初代型のエントリー価格は、265万円(消費税5%含まず)で、これは2.4L 直列4気筒の2AZ-FE型エンジンを搭載するモデル。3.0L V型6気筒の1MZ-FE型エンジン搭載車は279万円からラインアップされた。

2008年の2代目アルファードは、2.4Lガソリン車が300万円(消費税5%込み)からで、3.5L V6の2GR-FE型は338万円からとなった。消費税込み表記ではあるものの、エントリーモデルが300万円の大台に乗り、高級イメージが強まった。

そして、3代目アルファードの2015年発売当初のモデルは、2.5L 直4 2AR-FE型搭載車が319万7782円(消費税8%込み)から設定された。2.5L ハイブリッドのE-Fourは411万3818円からの設定で、燃費性能の高さから人気モデルとなった。2.5Lガソリン車やハイブリッド車の値上がり幅は抑えられたものの、3.5L V6エンジン搭載車は414万5237円からの設定となり、価格帯が一気に上げられた。

モデル末期となった現在は、2.5Lガソリン車が359万7000円から、2.5Lハイブリッド車が461万3000円から、3.5Lガソリン車が520万2600円からとなっている。いずれも値上がりしているものの、3.5Lガソリン車は更に高級イメージとなった。

アルファードの車両価格の経緯を見ても、2023年のフルモデルチェンジで更なる値上げがあることが予想される。

トヨタ アルファード

30系アルファード 前期型

アルファードのフルモデルチェンジ時期は延期されてきた

一方で2021年の販売台数ランキングでは、アルファードはモデル末期にも関わらず、95,049台のセールスを記録し、軽自動車を除いたモデルネーム別で4位となった。今後、約8年ぶりにフルモデルチェンジすることになれば、多数のオーダーを受け、納期も長期化することが想定される。

豊田章男社長

コロナ禍での自動車業界を取り巻く状況は、半導体不足、東南アジアでの部品生産の遅れに続き、直近では世界情勢も不安定化している。そんななかトヨタでは、生産計画を「現実に即したものに見直す」方針に切り替えており、新型車投入スケジュールを修正していく動きがある。

新型アルファードの2023年中盤というデビュー時期は、当初の見込みよりも遅れることになる。ただし、万全の生産体制を整えた上で、次期型40系へフルモデルチェンジされることになる。

トヨタ アルファード

現行アルファード

アルファードだけが40系へフルモデルチェンジ

40系へのフルモデルチェンジでは、アルファードのモデルネームだけが残される。

ノア MODELLISTA 15

新型ノア MODELLISTA

また、アルファードよりもワンサイズ小さいミニバン、ノア/ヴォクシーが2022年1月13日にフルモデルチェンジ発表された。これを皮切りに、2023年頃までにかけてメーカーを問わず多くのミニバン車種が次世代型に切り替わり、アルファードもその中に含まれる。

アルファード

アルファード30系 前期型

新型アルファード40系は、TNGA-Kプラットフォーム採用、ホイールベースは3000mm延長

TNGA-Kプラットフォームは、2017年発売のカムリからスタートし、その後RAV4などのSUV車種やレクサスのES、NXなどプレミアム車種にまで採用が拡大されてきた。

RAV4欧州仕様 フロントグリル

RAV4欧州仕様

これまでのTNGA-K車種は、最大でもホイールベースは2850mmの設定であったが、Lクラスミニバンのアルファードへの採用にあたっては3000mm程度にまで延長される見込み。これにより現行アルファードと同程度のキャビンスペースが次期型でも実現することになる。

新型アルファード40系にGRスポーツも計画

さらに、足回りの強化などが盛り込まれたGRスポーツも計画されている。GRブランドは大型車種にも躊躇いなく設定していくようで、新型ランドクルーザーにもGR-SPORTが設定された。

アルファードのライバル、エルグランドもフルモデルチェンジ

前述の通り、新型アルファードの発売予想時期は2023年前半あたり。その後のタイミングで、日産・エルグランドが13年ぶりとなるフルモデルチェンジを受ける見込み。長年ミニバン王者として君臨してきたアルファードのポジションは必ずしも安泰とは言えない状況になりそうだ。

ライバルのエルグランドは、課題となっていた燃費性能が大きく向上する。

現行エルグランド中期型オーテック

現行エルグランド中期型オーテック

シリーズ式ハイブリッドのe-POWERは、より大きな車体サイズに向けた1.5L VC-Turbo e-POWERが、2022年発売の新型エクストレイルより市販車搭載が始まる。
このシステムをベースにバッテリーやモーターなどが増強され、車体重量がより大きいエルグランドにも搭載される可能性が高い。

新型アルファード、フルモデルチェンジ直後は販売台数ランキング上位を獲得か

現行型アルファードは2015年1月にフルモデルチェンジ発売され、既に7年が経過。2018年1月にはマイナーモデルチェンジを受け後期型に切り替わっている。現在はモデル末期ということになるが、それでも2021年の販売台数ランキングは第4位で、9.5万台を超えた。エントリー価格359.7万円のモデルが、この水準で売れ続けているのは他に類を見ないといってもいいだろう。

アルファード インテリア

現行アルファード

新型アルファードがミニバン一人勝ちの原因、フルモデルチェンジ後も継承

ミニバンブームが去った後もなお、アルファードが売れ続けている理由は、2列目、3列目シートに乗車する人が時代を経て変化してきたことにある。

アルファード

アルファード30系前期

かつてのファミリーミニバンといえば、前席に大人が乗車し、後席に子供を乗せるというシーンが目に浮かぶ。こういった使い方をメインとするユーザーはもちろん現在でも多くおられるが、その絶対数は以前よりも減っている。

少子高齢化が進むなかで同乗者の年齢層も変わってきた。後席は子供ではなく、大人が乗ったときの快適性が強く求められ、結果的にミニバン車種の中でも最上級のアルファードが選ばれやすくなった。

アルファード

アルファード20系

フルモデルチェンジを受けた次期型でもこのあたりのニーズは反映されることになる。プラットフォームにはTNGA世代の最新テクノロジーが使われ、さらに進化した乗り心地が提供される。2列目および3列目シートは、よりリラックスできるものとなり、乗り降りのしやすい低床化も盛り込まれる。エクステリアは落ち着きと威厳のあるスタイルを踏襲しながらも、全高をやや縮小させることで時代に即したデザインとなるだろう。

少なくとも、日産の新型エルグランドが発売されるまでは、新型アルファードが同クラスで圧倒的なセールスを維持することになりそうだ。

アルファードのフルモデルチェンジ情報は、こちらからもご覧いただけます。

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