【新型】アルファード フルモデルチェンジ、2022年に向けてグレード整理、一部改良

アルファード

アルファードのフルモデルチェンジ発売が、2022年の春頃となりそうである。

アルファード

現行アルファード

今回の記事は、新型アルファードの搭載エンジンと、現行型を締めくくる一部改良について。

アルファードはフルモデルチェンジでTNGA-K車種とエンジンを共用

ヴェルファイア 後期型

次期アルファードはTNGA技術が導入され、特にパワートレインではGA-Kプラットフォーム車種のカムリ、RAV4、ハリアー、レクサス次期NX、北米ハイランダーといったあたりと共通化される。

新型アルファードへの2.4Lターボの搭載は、フルモデルチェンジのタイミングでは無理なのか

エンジンラインアップの一つとして注目されるのが、新開発2.4Lターボ(T24A型)で、従来型V6 3.5L NA(2GR-FKS型)からのダウンサイジングターボである。T24A型の初搭載は、2021年後半にフルモデルチェンジされる予定のレクサスNXとなる見込み。さらに、このエンジンは縦置きバージョンも用意されるようで、FR車のレクサス次期ISにも搭載されることになるだろう。

NXリーク画像

次期NX リーク

レクサス車種との差別化のため、この新型エンジンがトヨタ車種へ導入されるタイミングが遅くなるケースが考えられる。つまり、アルファードのフルモデルチェンジのタイミングでは、現行のV6 3.5Lがキャリオーバーされ、モデル中期で新型2.4Lターボにリプレイスされるという可能性がある。

フルモデルチェンジでアルファード ハイブリッドにダイナミックフォースエンジンを導入

そして、販売比率が高くなりそうなのが直4 2.5Lのハイブリッドモデルである。排気量は現行の2AR-FXE型から大きく変わりがないが、ダイナミックフォースエンジンのA25A-FXS型の導入となる。

A25A-FXS

2.5Lハイブリッド A25A-FXS型

このエンジンは既にカムリ、クラウン、RAV4、ハリアーとトヨタ車種に搭載実績があり、新型アルファードに導入する場合の障壁も無いはず。

アルファード リアコンビネーションランプ

現行型アルファードハイブリッドは、4WDモデル(E-Four)のみに設定されてきたが、A25A-FXS型を導入する新型では2WDとE-Fourの両方が用意され、ハイブリッド比率を高めることになるだろう。

フルモデルチェンジで2.5L NA搭載のアルファードは廃止されるのか

そして、2.5L NAエンジンについては、フルモデルチェンジ後はどうなるのかが明らかとなっていない。

例えば、次期アルファードで2.5L NAの設定が廃止されるとする。エントリーモデルは2.5L ハイブリッドとなり、さらに装備の充実化などによる20万円程度の値上がりも加わるから、エントリー価格は現行の352万円から大幅な値上がりとなる。

A25A-FKS

2.5L NA A25A-FKS型

これを避けるためにも、北米カムリで搭載実績のあるダイナミックフォースエンジンのA25A-FKS型の搭載が望まれるところである。

アルファードのフルモデルチェンジ計画、次期型も販売台数ランキング上位を獲得か

現行型アルファードは2015年1月にフルモデルチェンジ発売され、既に6年が経過。2018年1月にはマイナーモデルチェンジを受け後期型に切り替わっている。現在はモデル末期ということになるが、それでも2020年度の販売台数ランキングは第4位で、10万台を超えた。エントリー価格352万円のモデルが、この水準で売れ続けているのは他に類を見ない、といってもいいだろう。

アルファード インテリア

現行アルファード

アルファードがミニバン一人勝ちの原因、フルモデルチェンジ後も継承

ミニバンブームが去った後もなお、アルファードが売れ続けている理由は、2列目、3列目シートに乗車する人が時代を経て変化してきたことにある。

ヴェルファイア前期型

ヴェルファイア前期型

かつてのファミリーミニバンといえば、前席に大人が乗車し、後席に子供を乗せるというシーンが目に浮かぶ。こういった使い方をメインとするユーザーはもちろん現在でも多くおられるが、その絶対数は以前よりも減っている。

少子高齢化が進むなかで同乗者の年齢層も変わってきた。後席は子供ではなく、大人が乗ったときの快適性が強く求められ、結果的にミニバン車種の中でも最上級のアルファードが選ばれやすくなった。

ヴェルファイア リアコンビネーションランプ

フルモデルチェンジを受けた次期型でもこのあたりのニーズは反映されることになる。プラットフォームにはTNGA世代の最新テクノロジーが使われ、さらに進化した乗り心地が提供される。2列目および3列目シートは、よりリラックスできるものとなり、乗り降りのしやすい低床化も盛り込まれる。エクステリアは落ち着きと威厳のあるスタイルを踏襲しながらも、全高をやや縮小させることで時代に即したデザインとなるだろう。

フルモデルチェンジ後のアルファード一本化、販売チャネル統合後のセールスが決定的となった

トヨタはこれまで、複数チャンネルでの販売を得意とし、エクステリア違いの姉妹モデルをラインアップすることで、国内市場での販売シェアを拡大させてきた。このLクラスミニバンのセグメントでは、アルファード、ヴェルファイアの2モデル体制で販売されてきた。

フルモデルチェンジ前の現行型は、アルファードが圧倒的人気

以前はアルファードならトヨペット店、ヴェルファイアならネッツ店という縛りがあったために、両者の販売台数に大きな差は出にくかった。例えば、アルファードが気に入っているにもかかわらず、ネッツ店が家から近い、あるいはネッツ店と以前から付き合いがあるという理由で、ヴェルファイアを購入したというユーザーも少なからずいたわけだ。アルファード 後期型

2020年5月からトヨタは販売チャネルを統合しており、アルファードとヴェルファイアにおいても全店取り扱いとなった。ユーザーは好みのディーラーで、好みの車種を選べる状況になるなかで、アルファードが圧倒的な販売実績を残した。フルモデルチェンジ後の次期モデルでアルファードの車名が継続されるのも当然というわけである。

アルヴェル、中古車相場でも違いが出てきた

アルファードが人気車、ヴェルファイアが不人気車という傾向は、中古車相場でも明確に表れており、ユーザーでは下取り価格を意識した上で、アルファードを選択するという流れも起こっている。もはやヴェルファイアの人気の挽回は難しくなっている。

アルファード前期型

アルファード前期型

フルモデルチェンジ後は、ヴェルファイアのエクステリアイメージがエアロタイプで残される

なお、これまでのヴェルファイアをイメージさせるスポーティータイプのエクステリアバージョンは、アルファードに設定されるエアロタイプの一つとしてフルモデルチェンジした後も残される見込みである。

ヴェルファイア トヨタ

さらに、専用エクステリアだけでなく、足回りの強化などが盛り込まれたGRスポーツも計画されている。

アルファードの一部改良で、フルモデルチェンジまでの現行型販売体制が整えられる

現行型アルファード/ヴェルファイアの2021年5月に実施される一部改良の内容が発表された。約1年後のフルモデルチェンジまでの販売体制が整えられることになる。

ヴェルファイア GOLDEN EYES Ⅱ

ヴェルファイア GOLDEN EYES Ⅱ

アルファードは特別仕様車 S“TYPE GOLD Ⅱ”が設定されたほか、ヴェルファイアはGOLDEN EYES Ⅱのワングレードのみに絞られ、まさにモデル末期といった状況である。

ヴェルファイア GOLDEN EYES Ⅱ 内装

ヴェルファイア GOLDEN EYES Ⅱ

特にヴェルファイアについては、フルモデルチェンジを待たずして、販売終了となる可能性がある。

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高級ミニバン新型グランエース登場でもアルヴェルのポジションは揺るがない
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アルファードは装備充実でグレードラインアップを継承

一方でアルファードは装備を充実させ、多数のグレードが一部改良の後も継承される。

トヨタ アルファード

現行アルファード

また、一部のパワートレインタイプでアイドリングストップのオプション設定が廃止となる。アイドリングストップは、最近では減税条件の決め手となりにくく、バッテリーのコスト負担が増えることから、採用しない車種が出てきている。

アルファード/ヴェルファイアのフルモデルチェンジ情報は、こちらからもご覧いただけます。

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