次期アルファードは電動化に逆行、FMCで2.4Lターボ搭載予定

アルファード

トヨタのLクラスミニバン、アルファード/ヴェルファイアのフルモデルチェンジに向けての開発が進められている。TNGA世代のテクノロジーを使った最新プラットフォームが採用される見込みで、パワートレインラインアップの一つに、新開発2.4Lターボエンジンが採用される可能性が高い。

アルファード

現行アルファード

一方で、欧州向けにはEVバンとしてプロエース・ヴァーソ・エレクトリックが発売予定となっている。

ヴェルファイアのモデルネームは廃止、アルファードに一本化

トヨタはこれまで、複数チャンネルでの販売を得意とし、エクステリア違いの姉妹モデルをラインアップすることで、国内市場での販売シェアを拡大させてきた。この、Lクラスミニバンのセグメントでは、アルファード、ヴェルファイアの2モデル体制で販売されてきたわけだが、これは次期型からヴェルファイアは廃止、アルファードに一本化されることになる。

ヴェルファイア

現行ヴェルファイア

なお、これまでのヴェルファイアをイメージさせるスポーティータイプのエクステリアバージョンは、アルファードのグレードの一つとして残される見込みである。

現行型は2015年の発売であった。次期アルファードの発売時期は約2年後、2022~2023年あたりが予想される。

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EVブームに逆行、次期アルファードはダウンサイジングターボ

さて、2020年は欧州でのEVブームが本格化した。これまで好調だった米国テスラの車種に加え、手厚い補助金を背景にフォルクスワーゲン ID.3、ルノー ゾエといった地元ブランド車の販売が目立ってきた。

こういった欧州でのEVトレンドに対して、トヨタは消極的と見られがちであるが、レクサスUX300eを投入するなど、いくらかの動きはあった。さらに、EVバンとしてプロエース・ヴァーソ・エレクトリックを2021年3月に欧州発売する予定となっている。

プロエース ヴァーソ エレクトリック

プロエース ヴァーソ エレクトリック

ただし、このプロエース・ヴァーソ・エレクトリックはトヨタが生産する車種ではない。PSAグループから車体供給され、トヨタのブランドで欧州販売されるOEMモデルである。欧州では、小型車だけでなく、アルファードに近い車体サイズのモデルもEV化されつつある。

そんななか、次期アルファードへの搭載が想定されているパワートレインは、

  • 2.5Lハイブリッド(A25A型)
  • 2.4Lターボ(新開発T24A型)

これら2種類である。

EVブームの最中、新開発のダウンサイジングターボエンジンというのは違和感があるが、欧州もEV補助金が底をつけば、従来からのダウンサイジングターボエンジン搭載車がまた息を吹き返すはず。

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2.4LターボはレクサスNXなどにも搭載される見込み

次期アルファードへの搭載が予想される新開発2.4Lターボエンジンは、従来の3.5L V6エンジンとのリプレースを目的に開発されている。次期アルファードのほか、レクサスIS、レクサスNXの各次世代モデルへの搭載が予想される。

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