【新着】アルファードのフルモデルチェンジ、次期型は2.4Lターボ搭載予定、電動化に逆行

アルファード
  • ヴェルファイア廃止、アルファード一本化
  • ヴェルファイアを後継するエアロバージョンあり
  • 予想発売時期は2022年春
  • 自動車向け半導体不足で発売が遅れる可能性
  • 2.5Lハイブリッド(A25A型)
  • 2.4Lターボ(新開発T24A型)
  • 新開発2.4Lターボは従来3.5L V6とリプレース
  • 2.4Lターボはレクサス車種にも搭載予定
  • 欧州ではバンもEV化

以下で、「自動車リサーチ」が詳しく解説していきます。

アルファード

現行アルファード

トヨタのLクラスミニバン、アルファード/ヴェルファイアのフルモデルチェンジに向けての開発が進められている。TNGA世代のテクノロジーを使った最新プラットフォームが採用される見込みで、パワートレインラインアップの一つに、新開発2.4Lターボエンジンが採用される可能性が高い。

一方で、欧州向けにはEVバンとしてプロエース・ヴァーソ・エレクトリックが発売予定となっている。

ヴェルファイアのモデルネームは廃止、アルファードに一本化

トヨタはこれまで、複数チャンネルでの販売を得意とし、エクステリア違いの姉妹モデルをラインアップすることで、国内市場での販売シェアを拡大させてきた。この、Lクラスミニバンのセグメントでは、アルファードヴェルファイアの2モデル体制で販売されてきたわけだが、これは次期型からヴェルファイアは廃止、アルファードに一本化されることになる。

ヴェルファイア

現行ヴェルファイア

なお、これまでのヴェルファイアをイメージさせるスポーティータイプのエクステリアバージョンは、アルファードに設定されるエアロタイプの一つとして残される見込みである。

さらに、専用エクステリアだけでなく、足回りの強化なども盛り込まれたGRスポーツも計画されている。

現行型は2015年の発売であった。次期アルファードの発売時期は約1年後、2022年春あたりが予想される。ただし、自動車向け半導体の供給不足が世界的な問題となっており、次期アルファードの発売時期にまで影響が出る可能性がある。

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現行モデルはアルファードが圧倒的人気

コロナ禍となった昨年2020年の販売台数は、アルファードが9万0748台、ヴェルファイアが1万8004台という結果となっており、大差をつけてアルファードが売れた

現行型は2020年1月のマイナーモデルチェンジの段階で、既にアルファードに人気が傾いていた。

ただ、以前はアルファードならトヨペット店ヴェルファイアならネッツ店という縛りがあったために、両者の販売台数に大きな差は出にくかった。例えば、アルファードが気に入っているにもかかわらず、ネッツ店が家から近い、あるいはネッツ店と以前から付き合いがあるという理由で、ヴェルファイアを購入したというユーザーも少なからずいたわけだ。

2020年5月からトヨタは販売チャネルを統合しており、アルファードとヴェルファイアにおいても全店取り扱いとなった。ユーザーは好みのディーラーで、好みの車種を選べる状況となったなかで、アルファードが圧倒的な販売実績を出した。次期モデルでアルファードの車名が継続されるのも当然の流れとなった。

アルヴェル、中古車相場でも明確な違いが出てきた

アルファードが人気車、ヴェルファイアが不人気車という傾向は、中古車相場でも明確に表れており、ユーザーでは下取り価格を意識したアルファード選択という流れも起こっている。もはやヴェルファイアの人気の挽回は難しくなっている。

次期型を待たずして、ヴェルファイアは早期生産終了となる可能性もある。

EVブームに逆行、次期アルファードはダウンサイジングターボ

さて、欧州では昨年2020年からEVブームが本格化している。これまで好調だった米国テスラの車種に加え、手厚い補助金を背景にフォルクスワーゲン ID.3、ルノー ゾエといった地元ブランド車の販売が目立った。

こういった欧州でのEVトレンドに対して、トヨタは消極的と見られがちであるが、レクサスUX300eを投入するなど、いくらかの動きはあった。さらに、EVバンとしてプロエース・ヴァーソ・エレクトリックを2021年3月に欧州発売する予定となっている。

プロエース ヴァーソ エレクトリック

プロエース ヴァーソ エレクトリック

ただし、このプロエース・ヴァーソ・エレクトリックはトヨタが生産する車種ではない。PSAグループから車体供給され、トヨタのブランドで欧州販売されるOEMモデルである。欧州では、小型車だけでなく、アルファードに近い車体サイズのモデルもEV化されつつある。

そんななか、次期アルファードへの搭載が想定されているパワートレインは、

  • 2.5Lハイブリッド(A25A型)
  • 2.4Lターボ(新開発T24A型)

これら2種類である。

EVブームの最中、新開発のダウンサイジングターボエンジンというのは違和感があるが、欧州もEV補助金が底をつけば、従来からのダウンサイジングターボエンジン搭載車がまた息を吹き返すはず。

日本市場でのEV普及を後押しする政府の規制、補助金制度は、いくらかは整いつつあるが、まだ消極的な姿勢が否めない。
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2.4LターボはレクサスNXなどにも搭載される見込み

次期アルファードへの搭載が予想される新開発2.4Lターボエンジンは、従来の3.5L V6エンジンとのリプレースを目的に開発されている。次期アルファードのほか、レクサスIS、レクサスNXの各次世代モデルへの搭載が予想される。

レクサス次期NXシリーズの情報について、詳しくは、
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アルファード/ヴェルファイアの最新情報は、こちらからもご覧いただけます。

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