
新型LM500h(画像提供 Twitter@darkblue6969様)

新型LM500h(画像提供 Twitter@darkblue6969様)
レクサス新型LMシリーズは、2023年秋頃の日本発売が予告されている。

新型LM(画像提供 Twitter@Guard_san様)愛知県の国道151号「はま寿司 新城店」前を南下中か。
2023年4月18日に上海モーターショーで、フルモデルチェンジ発表があったばかりであるが、はやくも国内を走行中のテスト車両がスパイショットが多数撮られている。

新型LM(画像提供 Twitter@Guard_san様)
スパイショットされたテストカーは、ボディカラー黒と白の新型LMが2台で、なぜか国内正規販売されなかった2台の従来型LMに、先頭と後尾で挟まれて走行していた。

従来型LMを先頭に、2台の新型LM、後尾は従来型LM(画像提供 Twitter@Guard_san様)
新型LM走行中 pic.twitter.com/OIk5oHgc1J
— 旦那metal (@darkblue6969) April 28, 2023
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レクサスLMがフルモデルチェンジ、2代目モデルの日本発売は2023年秋頃予告
これまで中国などで先行導入されてきたLMシリーズは、今回のフルモデルチェンジで2代目モデルとなる。
初代型LMシリーズは、トヨタブランドの30系アルファード/ヴェルファイアをベースとした高級版という位置付けで、中国、台湾などアジア地域を中心に2020年より販売されてきた。そのアルファード/ヴェルファイアも6月に新型40系が正式発表される見込み。今回、新型LMが先に発表されたが、実際の生産および販売は、トヨタブランドの40系が少し先行して進められることになりそう。

新型LMのボディサイズは、プロトタイプ値として、全長5,125mm×全幅1,890mm×全高1,955mm、ホイールベース3,000mmと発表された。
ホイールベースについては、未発表の新型アルファード/ヴェルファイアでも共通となることが予想される。
また、新型LM 日本仕様として先行導入されるのは、ショーファードリブンとしての需要が想定された4人乗り仕様で、パワートレインは2.4L直列4気筒ターボハイブリッドシステム[eAxle]が搭載される。
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LM500hが商標登録済み、上級パワートレインでアルファード/ヴェルファイアと差別化
新型LMシリーズがフルモデルチェンジ発表された。一方、発売日ベースではトヨタブランドの新型ラージクラスミニバン、40系アルファード/40系ヴェルファイアの進捗が先行しており、その概要も判明しつつある。なかでも注目されているのが、新型ヴェルファイアに設定される「Zプレミア」で、これには2.4Lターボエンジン(T24A-FTS型)が搭載される見込み。メインユニットは新型LMと同タイプということになるだろう。
T24A-FTS型エンジンには、これまで2パターンの導入例がある。
まずは、NX350とRX350で採用されたコンベンショナル版で、これには8速ATが組み合わせられ、FFとAWDが用意された。
もう一つは、RX500hとクラウンクロスオーバーRSで導入されたハイブリッド版で、6速ATとeAxle(E-Fourアドバンスド)との組み合わせとなる。
新型ヴェルファイアに採用されるのは、今のところコンベンショナル版である可能性が高いとされる。つまり、新型LMに後者のハイブリッド版を搭載させることで、レクサスブランドの上位車種として差別化されることになる。モデルネームは、RX500hに倣い、「LM500h」を名乗ることが想定され、これは日本国特許庁に商標登録済みである。
そして、現在のところ40系アルファード/ヴェルファイアへの搭載は無いと想定されているパワートレインがもう一つある。A25A-FXS型のプラグインハイブリッド版である。これも新型LMシリーズに搭載することができれば、アルヴェルに対して、大きく差別化できる要素となりそう。
モデルネームは、RX450h+を倣い、LM450h+ということになるだろう。ただし、現在のところ日本の特許庁には「LM450h+」の商標は登録されていない。
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LM日本仕様の価格予想、1500万円オーバーどころでは済まない?
新型LMの価格を予想すると、1500万円は軽く超えてきそう。既に初代型の中国仕様、台湾仕様のLM300hは、日本円換算で1500万円~2500万円程度の価格が設定されてきた。
LM300h 7シーター(現地価格) | LM300h 7シーター(日本円換算) | LM300h 4シーター(現地価格) | LM300h 4シーター(日本円換算) | |
中国 | 1,166,000元 | 20,019,146円 | 1,466,000元 | 25,163,932円 |
台湾 | 3,720,000台湾元 | 14,738,640円 | 5,200,000台湾元 | 20,605,110円 |
日本仕様は、アルファード/ヴェルファイアとの差別化のため上級パワートレインに限ったラインアップとなれば、2千万円程度の価格設定となっても不思議ではない。
レクサス 新型LM まとめ
- 2023年4月18日、2代目となる新型LMシリーズが上海モーターショーでフルモデルチェンジ発表
- 2023年秋の日本発売が予告される
- 日本仕様は、4人乗り仕様(2.4L直列4気筒ターボハイブリッドシステム[eAxle])から導入
- 中国向けには、2.5L直列4気筒ハイブリッドシステム[E-Four/FF]を発表、日本導入は遅れて導入の可能性
- 2023年10月のジャパンモビリティショーでは、LM500hの出品がありそう
- 初代型LMシリーズは、アルファードがベースの高級版で、日本を含まないアジア地域を中心に販売
- アルファード/ヴェルファイアが2023年6月にフルモデルチェンジ予定で、LMシリーズより先に発売予定
- LM500h、LM450h+など上級パワートレイン搭載で、アルファード/ヴェルファイアと差別化の可能性
- 「LM500h」は日本国特許庁に商標登録済み
- 中国仕様、台湾仕様の従来型の価格帯が既に1500万円~2500万円程度
新型LM 主要諸元(プロトタイプ値)
全長 | 5,125(+85)mm 括弧内は従来型比 |
全幅 | 1,890(+40)mm 括弧内は従来型比 |
全高 | 1,955(+10)mm 括弧内は従来型比 |
ホイールベース | 3,000(+0)mm 括弧内は従来型比 |
パワートレーン | 2.4L直列4気筒ターボハイブリッドシステム[eAxle] 2.5L直列4気筒ハイブリッドシステム[E-Four/FF] |
タイヤサイズ | 225/55R19 225/65R17 |