スバルWRX S4が334万8000円から、WRX STI 379万800円からで正式発売

スバル

新型WRX S4、STIが発売、レヴォーグのボディがベースのスポーツセダン

スバルから新型セダンのWRXシリーズ、S4とSTIが2014年8月25日に正式発売された。これまでWRXはインプレッサシリーズの一つとして販売されていたが、新世代型より車名として独立。ボディフォルムは2014年6月に発売されたレヴォーグのセダン版とも言えよう。

(写真は新型WRX S4)
wrx s4

新型WRXシリーズならではの独自エクステリアデザインは、フロントフェンダーの張り出しが大きくなり穴あきとなったことにある。レヴォーグのオーソドックスな側面デザインから脱却し、WRXシリーズが走りに特化されたスポーツセダンであることを主張する。

ただし、この新型WRXシリーズは完全な独自デザインのボディが持てるほど数の出る車種ではない。WRX S4とWRX STIの国内の月販目標台数は合わせても僅か650台。他にもグリル形状など細かな違いはあるものの多くの部分がレヴォーグと共通化されている。

WRX S4 リアコンビネーションランプ WRX S4 スバル

特にWRX S4は、最高出力300ps、最大トルク40.8kgmのレヴォーグと同じ2.0Lターボエンジンが採用されており車両価格も同じ。北米仕様の新型WRXでは、同排気量エンジンながらも272ps/35.67kgmとスペックが落とされ、6MTモデルがラインアップしていたが、これは日本仕様には導入されない。

新型WRX STIはエンジンはキャリーオーバーながらも、ボディ剛性は向上

(写真は新型WRX STI)
WRX STI subaru WRX STI BODY

一方、WRX STIはS4の車体を借りながらも歴代のWRX STIを引き継ぐモデルとなる。エンジンは先代モデルからのキャリーオーバーとなるEJ20型で、最高出力308ps、最大トルク43.0kgmというスペックも変わりなし。ただしボディ剛性は先代モデル比で、ねじり約40%以上、曲げ約30%以上の向上を果たしており、走りのポテンシャルはアップしている。

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