新型ジュークが7月にも発売される見込み、ジュネーブ発表の後期モデル
2014年3月に開催されたジュネーブモーターショーの日産ブースでは、マイナーチェンジ後のジューク後期モデルが公開されていた。その日本発売が2014年7月にも実施されそうである。
(写真はジューク後期モデル欧州仕様、ジュネーブモーターショー2014)
ジューク日本仕様の後期モデルは、主にヘッドライト、リアコンビネーションランプが変更
ジューク後期モデルのエクステリアデザインは、ほぼジュネーブで発表されたボディと同じになる見込み。新デザインのブーメラン型ヘッドライト、リアコンビネーションランプが採用されることでイメージは一新される。
1.6Lターボモデルは排ガス再循環機構が採用されることで燃費性能の向上が盛り込まれる。JC08モード燃費は従来モデル(FF)の13.0km/Lから14.2km/Lへ向上。さらに6速のマニュアルモード付きCVTは、7速式へとアップグレードされる。
ただし、欧州仕様ジューク後期モデル発表時の目玉であった直4 1.2L DIG-Tエンジンの採用は、日本仕様では見送られる可能性が高い。このユニットは、最高出力110ps、最大トルク36.4kgmのパフォーマンスで、燃費性能に優れたダウンサイズターボエンジンとして期待が高かっただけに残念だ。
この他、ラゲッジスペースの拡大も日本仕様のジューク後期モデルには採用されない見込みである。ジューク前期モデルのラゲッジ容量は251Lであったが、ジュネーブで発表された後期モデル欧州仕様のラゲッジ容量は354Lに拡大していた。
ジュネーブで発表されていたサンルーフ仕様も日本モデルには設定されない可能性が高い。
ジューク後期モデル日本仕様は、1.6Lターボエンジンの刷新があったものの、エクステリアデザインの変更を中心とする改変に留まりそうである。