インフィニティQ30はメルセデスベンツAクラスと共通プラットフォーム
日産がインフィニティ ブランドでの投入を企てているプレミアムコンパクトハッチバックカー、Q30の日本発売が2015年秋頃となる見込みである。
インフィニティQ30は、既に2013年のフランクフルトモーターショーでコンセプトモデルが披露されている。日産と提携しているメルセデス・ベンツのAクラスと共通プラットフォームで開発され、市販モデルでは全高1.5m未満のCセグメントハッチバックカーとなるだろう。ただし、このコンセプトモデルでは大径タイヤを履いていることからクロスオーバーSUVの雰囲気も持ち合わせてる。
インフィニティQ30に搭載されるユニットはメルセデスAクラスと共通するM270型エンジンとなる。これはスカイライン 200GT-tにも搭載される直列4気筒2.0L(1991cc)の直噴ターボエンジンを、横置きに設置することでFF車に対応させたものである。
インフィニティQ30のライバルはレクサスNXシリーズ、2.0Lターボ搭載
インフィニティQ30市販モデルは、まずはプレミアムハッチバックの主戦場である欧州で2014年秋~2015年春に先行発売される見込みだ。その後、2015年秋ごろに日本市場にも導入されるだろう。
国内市場のプレミアムブランドに目を向ければ、最近では2014年7月31日に正式発表されるレクサス・NXシリーズが注目だ。NXシリーズは北米版RAV4がベースということで、扱いやすい大きさと428万円からというプレミアムブランドながらも手の届きやすい価格帯となっている。インフィニティQ30のライバルとなるはずだ。
特にNX200tは2.0Lターボエンジンを搭載するということで、インフィニティQ30とエンジンタイプが近く競合されることになるだろう。