ニュービートルがモデルチェンジ
フォルクスワーゲン(VW)は4/18にニュービートルの後継車にあたる新型ビートルを発表する。
現在のところ「21st Century Beetle」と表題されているが、正式車名は未定。
2012の発売予定となっている。
エクステリアはこうなる
新型21世紀ビートルは既にいくらかのデモカーの写真がネット上で出回っている。
エクステリアは全体的には、従来のニュービートルを踏襲する形となっている。
全体的に丸さのある旧型に対して、新型21世紀ビートルはボンネットが長くなり、リアの傾斜もなだらかに長く伸びた。
旧型ニュービートルを上から押しつぶして、前後に延長させたようなエクステリアになっている。
サイドからの眺めた印象は、低く長くややスポーツカー風なデザインで旧型ニュービートルとは全く違う印象。
それに対して、フロント正面からのアングルでは、車に詳しくない人からすれば、旧型ニュービートルと違いがわからないぐらい、デザインを引き継いでいる。
小さくなったが、ビートルらしい丸いヘッドライトや丸いテールランプも健在だ。
より高い走行安定性が期待できる
新型の21世紀ビートルは、より低く、より長いホイールベースになる可能性が高い。
旧型のニュービートルは、ドイツ車らしい走行安定性はあるものの、開発ベースとなったゴルフと比較すれば、高速走行時の安定性やハンドリング性能に不満をもつユーザーも少なくなかった。
「21st Century Beetle」は、スポーツ性能の高い位置付けの車種になることが予想される。
車体価格も従来のニュービートルよりも高くなるだろう。
ニュービートルは既に販売停止
ニュービートルは未だに古さを感じさせないエクステリアが特徴的であるが、実は1999年の日本デビュー以来12年が経過している。
人気車種だっただけに、フルモデルチェンジの発表を期待する声も多い。
最近は、震災の影響で日本車の新車発表が軒並み延期になっている。
新型ビートルの発表は自動車業界にとって久々の明るいニュースとなっている。