新型NSXが東京モーターショーにも登場、ホワイトの新色ボディを出展
ホンダのスーパースポーツカー、新型NSXの発売が2015年に計画されている。先月開催された東京モーターショー2013では新たにホワイトボディのNSXコンセプトが披露された。
次期NSXは、直噴V6エンジンと1モーター内蔵DCTからなるメインユニットをリアミッドシップに搭載。さらにフロントドライブは左右独立の2モーターによって行われる3モーター式のSPORT HYBRID SH-AWDが採用される。
2013年1月のデトロイトでは最新モデルとしてメタリックグレーのアキュラ・NSXコンセプトが発表され、その後、欧州ジュネーブではホンダエンブレムのNSXコンセプトを見ることができた。
今回の東京で出展されたNSXコンセプトは、これら先行公開されてきたモデルと同型ボディと考えられるが、ホワイトカラーの新色ボディとなった。
あくまでコンセプトカーという位置付けだが、ほぼこのままのエクステリアデザインで市販化される見込み。サイドミラーなどの保安パーツも実用的な形状で装備されている。
新型NSXもハンドメイド生産、ただし生産はアメリカ オハイオ工場
新型NSXは北米を皮切りに2015年の発売スケジュールが組まれている。
車両価格は約905万円からの日産・GT-Rを超え、約1145万円からのポルシェ・911並になるとされおり、既に英国のホンダUKでは価格未定のまま予約受注がスタートしている。
写真の赤い車体は1990年デビューの先代NSX。
NSX初代モデルは1350kgの軽量ボディに280psを発生するV6 3.0Lエンジンをミッドシップに搭載。国内工場でのハンドメイド生産が行われてきた。
次期NSXは米国オハイオ工場での生産になるがハンドメイド生産は継続される。既に現地スタッフによるトレーニングがスタートしている。