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アコードハイブリッドの販売が好調、ホンダは増産対応
アコードハイブリッドが先月2013年6月21日に発売された。ホンダ初の2モーター式ハイブリッドシステムの採用ということでJC08モード燃費は30.0km/Lを達成し、ミドルクラスセダンの中ではダントツの燃費性能となっている。そして、このアコードハイブリッドの売れ行きが予想以上に好調のようだ。
ホンダはアコードハイブリッドの月間販売台数として1000台を設定していたが、発売一ヶ月後にあたる7月21日の受注台数が7000台以上となっていたことを発表した。納期も遅くなるようで、5ヶ月待ちということ。納期については今後改善されることが予想されるが、単純に今注文すれば納車は年内ギリギリというタイミングである。とりあえずの増産対応は月産1500台に満たないペースに留まっており、ハイブリッド関連パーツの供給問題でこれ以上の増産はすぐには対応できないようである。
アコードハイブリッドの好受注は続くのか?
新型アコードハイブリッドについて、自動車リサーチではあまり多くの台数は売れないのではと感じていた。というのは、ライバル車のトヨタ・カムリハイブリッドに対して燃費性能は大きく勝るものの価格競争力という意味では弱いと考えたからだ。365万円スタートのアコードハイブリッドに対し、カムリハイブリッドは304万円からという価格設定である。
(写真はアコードハイブリッドのトランクルーム)
また、アコードハイブリッドはトランク容量が劣るという弱点もあり、アコードハイブリッドが398Lでゴルフバック3個、対しカムリハイブリッドが440Lでゴルフバック4個を積載できる。
これら弱点がありながらも、ひとまず好調な滑り出しとなった新型アコードハイブリッドであるが、課題はハイブリッドシステムの生産能力増強にあると考える。ホンダの2モーター式ハイブリッドは始まったばかり。アコードハイブリッドの納期の件だけでなく、今後はステップワゴンなど2.0Lクラス車種のハイブリッド化が計画されており、これを実現するためにもハイブリッドシステムの増産は必要である。