V37スカイラインクーペも計画、ダイムラー新開発2.0L直4ガソリンターボ搭載

日産

次期スカイラインに搭載される2.0Lガソリンターボエンジン

今年2013年1月に開催された北米国際オートショーではインフィニティQ50がワールドプレミアを迎え、将来的に次期スカイラインV37として日本販売されるモデルが明らかとなった。
V37スカイライン インフィニティQ50 NY2013
Q50は、以降の各モーターショーにおけるインフィニティブースの主役となってきた。特にジュネーブショーではダイムラーより提供された新開発2.2Lディーゼルターボエンジン搭載のQ50が公開された。このエンジンはメルセデス・ベンツCクラスにも採用されるユニットということで話題となった。
2.2Lディーゼル 次期スカイライン

今後の展開で注目されるのが、新開発 直4 2.0Lのガソリンターボエンジンを搭載したQ50あるいはV37スカイラインの登場である。このエンジンもダイムラーから提供されるもので、既にメルセデスベンツE250として採用実績のあるユニット。最高出力は211psと2.0Lターボとしては驚くほどでもないが、最大トルクは35.7kgmと3.5L並といったところ。ダウンサイジングターボ+リーンバーンによって燃費性能も相当優れたエンジンである。
インフィニティ Q50 次期スカイラインV37 ニューヨークショー2013
日産スカイラインV37 インフィニティQ50

次期スカイラインクーペの発売は2015年以降が濃厚

スカイラインについてもう一つ注目したいのが、セダンモデルをベースにクーペも計画されているということ。スカイラインシリーズは次期モデルもクーペをラインアップすることになるだろう。インフィニティブランドとしては別車名のQ60が与えられる予定となっている。

(写真は現行インフィニティG37クーペ カブリオレ。海外モデルのQ60はオープンカーもラインアップされる見込み。)
インフィニティG37 カブリオレ
スカイラインクーペおよびQ60の発売時期については、セダン発売の一年後にあたる2014年秋など諸説あるが、インフィニティの社長発言にあったように2015年から2016年というのが今のところ最も有力と考える。クーペモデルに採用されるパワートレインは、セダンモデルと同じ物が採用される予測。2015年以降ということであれば、直4 2.0Lガソリンターボエンジンが主力になっているだろう。

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