ティアナ日本仕様のフルモデルチェンジが遅れる
新型ティアナの発売が当初の予測より遅くなりそうだ。既に北米市場では新型アルティマとして2012年6月より販売が開始され、さらに今年2013年に入ってからは中国市場でティアナのフルモデルチェンジを迎えた。世界各国で順調にニューモデルの販売がスタートしていることから、日本モデルも2013年4月頃には販売スタートできるのではという予測であった。しかし、これは2013年11月頃まで延期ということになりそうである。つまり、日本仕様ティアナのフルモデルチェンジ発表は11月に開催される東京モーターショー2013というのが濃厚で、実際の販売は2014年初頭あたりにずれ込む可能性もあるだろう。
ティアナの発売スケージュールはアコードハイブリッドを意識か
新型ティアナの発売が予想よりも遅れた原因としては、2013年6月に発売が予定されているホンダの新型車、アコードハイブリッドの存在が大きいのではないかと考える。当初、ティアナは2013年春にフルモデルチェンジすると予測されていたが、これは直4 2.5Lガソリンエンジン搭載モデルのみを先行発売させるというものであった。その直後にアコードが新型ハイブリッドエンジン搭載でフルモデルチェンジということであれば、新型ティアナの投入はハイブリッドエンジン搭載の準備が整うまで延期させたほうが良いという判断になったのではないだろうか。
写真はティアナに搭載されるハイブリッドエンジンのカットモデル。スーパーチャージャー付きの直列4気筒の2.5Lガソリンエンジンに1モーター2クラッチ式のハイブリッドシステムが組み込まれる。既にこれはパスファインダーとインフィニティQX60に搭載され、ニューヨークで発表済みとなっている。