次期アクセラスポーツはハッチバックボディになる
マツダではアクセラのフルモデルチェンジに向けて準備が進められている。既に新しいボディデザインも固まりつつあり、テスト車両の目撃情報もあがってきている段階だ。これによれば現行モデルでアクセラスポーツに相当するショートワゴンスタイルの車両は、次期モデルではリアハッチが大きく傾斜したハッチバックスタイルになるということである。リア周りは、クォーターウィンドウが1枚廃止され、スポーティーさを強めた印象になる。フロントは新型アテンザ調になる見込みだ。
(写真は現行アクセラスポーツ)
(写真は現行アテンザ)
アクセラはフルモデルチェンジでハイブリッドエンジン搭載
また、次期アクセラと言えばマツダ初のハイブリッドエンジンが採用されるということで注目されている。公式な情報はまだ入ってきていないが、その仕様は1.3L+2モーター式になる可能性が高いとされており、これはトヨタからTHSⅡに関する技術供与を受けてマツダで開発されたものとなる。THSⅡタイプのハイブリッドとしては最も排気量が小さいエンジンになると予想されていることから、その燃費性能にも期待が高まる。駆動用電気モーターには高出力なものが採用され、モーター動力だけを使った低速走行も可能なものになるようだ。
また、通常のガソリンエンジンモデルも完全なスカイアクティブ化が行われる。現行アクセラにもスカイアクティブグレードは存在するが、これは4-2-1レイアウトエキゾーストマニホールドなどが採用されておらず、スカイアクティブ技術の部分採用に留まっていた。次期モデルはスカイアクティブ技術がフル採用されるため、そのパフォーマンスアップを期待したいところだ。
次期アクセラのデビューは今年2013年夏頃に行われる見込みとなっており、遅くとも9月のフランクフルトモーターショーでは、ワールドプレミアとなるはずだ。日本発売は11月の東京モーターショー近辺になるのではと予想する。