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次期クラウンはハイブリッドが主力、ダウンサイジングで燃費性能は向上
クラウンロイヤルサルーン、クラウンアスリートのフルモデルチェンジが2012年12月に計画されている。次期クラウンからはハイブリッドグレードが主力になることが想定される。
ハイブリッドエンジンはダウンサイジングされ、現行のV6 3.5Lは、次期モデルでは直4 2.5Lに置き換わる。ただし、JC08モード燃費は21.0km/Lを達成する見込みで、現行の14.0km/Lと比較して、燃費は大幅に改善されることになる。
全エンジンラインアップは、FRはV6 2.5L、V6 3.5L、直4 2.5Lハイブリッドの3タイプ。4WDはV6 2.5Lのみとなる。既に現行ラインアップでも微妙な立ち位置となってしまっているV6 3.0Lは廃止される。
(V6 3.5Lハイブリッド搭載の現行クラウンハイブリッド)
新型クラウンはわずかに縮小、シングルフレームグリル採用
新型クラウンのプラットフォームは現行モデルからのキャリーオーバーとなる。ただし、ボディサイズには若干の変更があり、クラウンロイヤルサルーンで全長4840mm×全幅1795mm×全高1460mmとなる。現行モデルと比べて全長で-30mm、全高で-10mmとわずかながらの縮小を受けることになりそうだ。クラウンアスリートでは、全高がさらに10mm低くなり1450mmとなる。
(アウディA5のシングルフレームグリル)
そして、次期クラウンのフロントデザインはシングルフレームグリルが採用される見込みだ。これは恐らく中国市場で人気のあるアウディを意識したのではないかと想像する。中国ではクラウンマジェスタが「CROWN」として販売されているが、2009年にデビューした現行マジェスタも2012年末にはフェイス変更を含めたビッグマイナーチェンジが予定されている。中国重視のマジェスタに引きずられる形で、ロイヤルサルーンもシングルフレームグリルの採用となったのではないだろうか。
また、ロイヤルサルーンとアスリートのグリルは別デザインになるとされている。
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