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新型インプレッサWRX STIの発売は2013年夏を予定
新型インプレッサをベースにしたWRX STIの開発が進められている。当初、新型インプレッサの発売から1年後にあたる2012年11月頃に新型WRX STIは発売されるのではと考えられていたが、2012年7月3日にスバルは現行WRX STIの改変を行った。現行モデルの販売が継続されることとなり、次期WRX STIの発売延期が確定的となった。
新型インプレッサWRX STIに搭載されるエンジンは、86/BRZ用エンジンに過給器を装備したFA20型ターボの採用が有力視されている。既にレガシィ2.0GT DITでの搭載が実現しているエンジンだ。WRX STIでは、ここからさらに最高出力で約10%のチューンアップを行い、レガシィ2.0GT DITの300psから、330ps程度まで引き上げられることが見込まれている。
しかし、スバルはダウンサイジングターボエンジンの本命は1.6Lにあると考えているようだ。ダウンサイジング化が進んだ欧州市場で戦うには、2.0Lは大きすぎるため、1.6L直噴ターボエンジンの開発が急がれている。これが2013年頃のタイミングで市販化できそうな段階にあり、次期WRX STIに1.6L直噴ターボが搭載される可能性が高くなっている。
次期WRX STIは、1.6Lターボと2.0Lターボの2本立てでラインアップされるのがファンとしても望ましいはずだ。
新型インプレッサ WRX STIは、2013年4月開催のニューヨークモーターショーで発表、日本での発売開始は2013年夏頃というスケジュールが予測されている。
(写真はSUBARU RALLY TEAM CHINAのインプレッサWRX STIコンペティションモデル)
インプレッサWRX STIのマイナーチェンジ、スペックCとA-Line タイプSパッケージ追加
今回のインプレッサWRX STIの改変では、4ドアセダンモデルに「スペックC」が追加されることと、新グレード「A-Line タイプSパッケージ」がセダンとハッチバックの両方に加わることが大きな柱となっている。この他に新デザインのアルミホイールの採用も盛り込まれる。現行ラインアップがGR型、GV型としてのインプレッサWRX STIの最終モデルになるだろう。
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