トヨタ・スープラが復活、BMW 6シリーズのシャシーで開発、直4ハイブリッド搭載

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スープラ復活、BMW 6シリーズをベースに開発

2012年6月29日、トヨタとBMWは、4つのテーマにおいて長期的な業務提携を行うことで合意した。その中に、「スポーツカーの共同開発」が含まれており、これは具体的には、BMW6シリーズをベースにしたスープラ後継車の開発を意味している可能性が強くなった。次期スープラのシャシーは、BMW6シリーズのものが流用されることになる。

写真は次期スープラのベースとなるBMW M6クーペ。V8 4.4L直噴ターボ搭載で、価格は1695万円から。
次期スープラはBMW 6をベースに開発

スープラは2002年の販売停止以降、後継車の開発が行われていたが、2008年のリーマンショックを契機に開発が頓挫していた。その後、豊田章男氏が社長に就任し、「FUN TO DRIVE, AGAIN.」のスローガンの元、再びスポーツカーの開発が行い易い社内環境が作られた。そんな中、次期スープラは2014年頃の発売を目標に水面下で計画が進められていた。

次期スープラは、直4 2.5LハイブリッドとV6 3.5L搭載か

リーマンショック以前の計画では、次期スープラはV6 3.5Lハイブリッドの搭載になる予定であった。しかし、2014年の発売ということであれば、直4 2.5Lハイブリッドの搭載が有力視されている。この他、ハイブリッド無しのV6エンジンもラインアップされると考えられている。

写真はスープラのコンセプトカー、FT-HS。2007年の公開であるため、このデザインが取り入れられるかどうかは不明。
次期スープラ FT-HS
BMW6をベースにした次期スープラの価格は、V6エンジン搭載車が350万円前後から、直4ハイブリッド搭載車が400万円前後からという予測もある。86ではプレミアム感が足りないと言うユーザーにとって、これから注目したい車種になるはずだ。

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