ノア&ヴォクシー ハイブリッドの開発が順調、発売予定早まる

トヨタ

ノア&ヴォクシーのハイブリッドモデルが発売予定、2013年春のフルモデルチェンジ

ノア&ヴォクシーのフルモデルチェンジが予定されている。次期モデルはハイブリッドモデルが投入されるということで注目を集めている。
採用されるハイブリッドシステムは、現行プリウスに搭載されている1.8LのTHSⅡ。駆動用蓄電池として、ニッケル水素バッテリーよりも小型大容量なリチウムイオンバッテリーが採用される予定だ。
ミニバンボディのノア&ヴォクシーは、空力特性が悪く車体重量も大きいため、プリウスのように超低燃費というわけにはいかない。それでもJC08モード燃費は23km/L前後を達成すると予想され、2.0Lクラスミニバンで最高の燃費性能になるのは確実だ。
(写真は現行ノア)
トヨタ・ノア

ノア&ヴォクシーハイブリッドはTHSⅡ搭載で2.0Lミニバン燃費ナンバーワン

ノア&ヴォクシーのライバル、日産・セレナは今年2012年8月に、一足早くハイブリッドモデルがデビューする。しかし、セレナは簡易型ハイブリッドシステムの採用ため、燃費性能はイマイチ。JC08モード燃費は17~18km/L程度に留まるとされている。燃費性能の高い本格ハイブリッドミニバンを求めるならノア&ヴォクシーハイブリッドの発売まで待ったほうが後悔が無いだろう。
ただし、ノア&ヴォクシーの車体価格は、やや高額な設定になるのではと予想する。セレナハイブリッドに対する燃費性能の差がこれだけ大きければ、ある意味ライバル不在に近い状況になるため価格競争は起こりにくい。さらに、高価なリチウムイオンバッテリーを採用しているのも車両価格を引き上げる要因になるはずだ。

ノア&ヴォクシーのハイブリッド化を含めたフルモデルチェンジは、2013年5月に行われる見込み。かつては、2013年夏頃に発売と考えられていたが、予定は少し早まった。
ちなみに、もう一つのライバル車、ホンダ・ステップワゴンについては、ハイブリッドモデルの発売が2014年に計画されている。

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