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NEW 新型【タント/カスタム/ファンクロス】2024年4月10日生産再開、国交省が出荷停止指示を解除、フルモデルチェンジいつ?2024年春に一部改良と値上げ実施予想【軽自動車ダイハツ最新情報】ハイブリッド化は2026年前後予想のFMCまで無しか
タントのフルモデルチェンジは2013年11月に変更
タントのフルモデルチェンジ時期については、これまで2012年の11月頃になるのではと考えられていた。しかし、この計画は延期となったようだ。次期タントの発売予定時期は2013年11月に変更。現行モデル好調のため1年の延命販売がされることになった。次期タントは、2013年の東京モーターショーでの発表後、発売開始というスケジュールになると予想する。
タントは、初代から2代目は4年でフルモデルチェンジが実施されたのだが、現行2代目から次期3代目へは6年の時間がかかりそうだ。
(写真は現行タント)
次期タントは超軽量化ボディで更なる燃費向上
現行タントは、昨年のマイナーチェンジで、イーステクノロジーを採用したエンジンとCVT、アイドリングストップが搭載され、JC08モード燃費で24.8km/Lを達成している。そのため、メカ部分での燃費改善策は出尽くし感があり、これ以上の燃費向上には、フレームや鋼板の再設計を含めたボディの大幅な軽量化が必要。これは更なる開発時間を費やすことを意味する。延期の原因は、こういった所にもあるのかもしれない。
また、昨年2011年に発売したホンダ・N BOXの影響も大きいだろう。今年2012年1月の軽自動車販売台数ランキングでは、N BOXは5位の9934台であったが、これが4月には1位にまで躍進している。タントとボディサイズの近い新型車N BOXの好調を受けて、ダイハツは対抗策を講じる必要が出てきている。しかし、タントの販売台数が顕著に減少したというわけでもなく、4月の同ランキングでは3位の13486台を販売。これはモデル末期ということを考えれば大健闘だ。タントのフルモデルチェンジを急ぐよりも競合車のN BOXの販売が落ち着く時期に新型タントをデビューさせた方が、より効果的に販売台数を獲得できるという読みもあったはずだ。
(写真はタントのライバルN BOX)
スズキが軽自動車からグローバルスモールカーに事業をシフトさせつつある中、ホンダは円高対策で国内生産の輸出枠を削減する代わりに国内向け車種の軽自動車を強化する方針だ。軽自動車市場におけるダイハツのライバルは、もはやスズキではなくホンダになりつつある。