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BRZと86が生産開始、既に予約受付中
水平対向エンジン搭載の新型FRスポーツカー、スバル・BRZとトヨタ・86の本格的な生産が本日2012年3月16日より始まった。これまでスバルの水平対向エンジンにトヨタの直噴技術が融合する形で共同開発が行われてきたが、生産はスバルが担当することになる。群馬県太田市にある富士重工業群馬製作所本工場にて生産が行われる。この工場は、先月までは、スバル製として最後の軽自動車、サンバーの生産が行われていたが、これを86/BRZの生産ラインに変更している。
本日、トヨタ自動車の豊田章男社長も同工場に参列し、ラインオフ式が行われた。2005年10月に行われたトヨタとスバルの業務提携以降、水平対向エンジン搭載の新型スポーツカーの噂が絶えなかったが、ここに来てようやく実現することができた。
既に86とBRZは予約受付を開始している。現在の納期は7月頃で、これは86もBRZも同じぐらいだという。
月産台数は86が1000台、BRZが400台。トヨタのブランド力の差で、86の生産台数の方が多い計画になっている。86とBRZの車体構造の差異は小さいため、今後BRZの受注が想定より多くなれば、86の生産枠をBRZに回すなどといった生産台数の調整は簡単に行われそうだ。
86とBRZのどちらを買うかで悩むユーザーは意外にも少ない
86とBRZ、基本的な仕様はほとんど同じ兄弟車種なのだが、フロントグリルのデザインや内装色といった小さな違いがあるほか、足回りの味付けにもわずかな違いがある。86はドリフトさせやすく、そのままサーキットで遊べる若者向けセッティングに、一方、BRZはスタビリティ重視で大人のFRスポーツというセッティングになっている。Aピーラー下にある86のエンブレムも若者向けな印象が強い。そんなことから86が20代を、BRZが30代以降をターゲットにしているのではないかと感じる。
ただし、今の20代の若者で、250万円以上もするスポーツカーが欲しくて、なおかつ買えるユーザーがどれぐらいいるのかについては疑問。そうなると購入層の多くは30代以上となるのではないか。
初期受注はブランド力で86の人気が強そうだが、以降はBRZに人気が偏る可能性が高いと感じている。
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