CX-5 マツダの新型SUVが東京モーターショーで公開

マツダ

マツダCX-5が2012年1月発売

cx-5

CX-5がマツダの新型SUVとして、12月の東京モーターショーにて一般公開される。
今回の東京モーターショーでの出展が、CX-5の日本初公開となる。
発売日は2012年1月とされ、目前に迫っている。
ディーゼル仕様の上級グレードが、日本市場に導入されることも正式に発表された。
CX-5
cx-5 リア

CX-5のディーゼルターボは2WDのみ

CX-5に搭載されるディーゼルエンジンは、グローバルモデルで見た場合、二種類存在する。
日本に導入されるのは、この内の上級グレードのものに限られ、以前からのプロトタイプと共通になる2.2L、出力175psのディーゼルターボとなる。
また、日本仕様のディーゼル版CX-5は2WDだけとなり、4WD車は2.0Lガソリンエンジンのみの設定ということだ。

これらのエンジンに組み合わされるトランスミッションは、SKYACTIV-DRIVEの6AT。
既にスカイアクティブアクセラで採用され、評価の高い6ATだ。

CX-5について今回明らかになった数値の一つが燃費性能。
JC08モード燃費は、ディーゼルターボ2.2L(2WD)で18.6km/L、ガソリン2.0L(4WD)で15.6km/L。
10・15モード燃費ではそれぞれ、20.0km/L、17.0km/Lとなる。
ディーゼルターボは2WDながらも燃費性能の良さが際立っているが、これは圧縮比14:1の実現によるものが大きい。
また、ディーゼル仕様にもi-stop(アイドリングストップシステム)が装備される。
ピストンヘッドを従来より軽量化することで、再始動時間をディーゼル最速の0.4秒に縮めてきた。

たっぷりで使い勝手のいいCX-5のトランクルームも魅力の一つ。
CX-5のラゲッジルーム容量は500L。
後席は4:2:4分割となっており、3シート独立で倒すことができる。

CX-5のボディサイズは全長4540mm×全幅1840mm×全高1705mm、ホイールベース2700mm。
かつてはもっと小さなディメンションが伝えられ、日産・デュアリスのような小型クロスオーバーSUVになるのではと報じられることもあったが、しっかりとレギュラーサイズのSUV車となる。

CX-5のライバル車となり得るのは、同時期にフルモデルチェンジされるホンダ・CR-Vのほか、スバル・フォレスター、日産・エクストレイル、トヨタ・RAV4、三菱・アウトランダーなど従来からあるSUV車種。
日本市場ではSUVブームが過ぎ去って久しいが、欧州や北米を中心とするグローバル市場では、比較的コンパクトで扱いやすい日本製SUVは人気が高い。
価格競争の激しいコンパクトカーと比べ利益率も高く、各社ともラインアップを外せない状況がこれからも続く。

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