アクセラFMC、KAIコンセプトが市販化
マツダは新型アクセラを予告するティザー動画を2018年10月17日に公開した。
ティザー動画からは、特徴のあるリアコンビネーションランプ周辺のデザインが確認できる。これは、魁コンセプトの市販型と考えられ、フルモデルチェンジを受けた新型アクセラ、なかでも5ドアハッチバックのスポーツに相当するモデルと判断して間違いないだろう。
予告された2018年11月に、新型アクセラとして正式発表される見込み。同時期に開催されるLAオートショーでのワールドプレミアが予想される。
新型アクセラに搭載されるエンジンは新開発SKYACTIV-X
魁コンセプトは2017年秋の東京モーターショーで提案されたデザインスタディモデルである。近年のエクステリアデザインは、多くのブランドが直線的なキャラクターラインを多用してきたが、魁コンセプトでは曲面が表現の主役となった。これは新型アクセラで市販モデルとして具現化されることになる。
技術面では新開発ガソリンエンジンのSKYACTIV-Xが大きなトピックの一つである。排気量は2.0Lの直列4気筒のガソリンエンジンで、量産モデルとしては世界初のHCCI(Homogeneous Charge Compression Ignition=予混合圧縮着火)が導入され、この新型アクセラから搭載されることになる。出力トルク性能、環境性能の大幅アップが期待される。