スペーシアの販売が好調、スズキが軽自動車販売で存在感

スズキ

スペーシアはスズキの軽自動車で最も販売台数が多い

2017年12月にフルモデルチェンジしたスペーシアの販売が好調となっている。

(写真はスペーシア)
スペーシア コンセプト

スーパーハイト軽ワゴンのセグメントでは、ホンダ・N-BOX、ダイハツ・タントの二強状態となっていた。そんななか昨年末にFMCを受けたスペーシアは、月間目標販売台数を従来の8500台から12000台に上乗せされており、製造と販売の両面で強化されてきた。

スペーシア コンセプト 可倒式 スペーシア リアコンビネーションランプ 東京モーターショー2017

発売から半年が過ぎる2019年7月期においても、この月間目標をほぼ達成。同カテゴリ内においては、N-BOXの19,668台に次ぎ、スペーシアは11,843台。モデル末期ながらも人気車種のタントの10,708台を上回る結果となった。

スペーシア カスタム コンセプト フロントグリル スペーシア カスタム コンセプト スライドドア

2018年の軽自動車販売台数はスズキが首位の可能性

近年のスズキは、軽自動車依存からの脱却を図り、スイフト、イグニス、バレーノ、クロスビーといったBセグメントクラス車の拡充が目立った。この流れも一巡だろうか、再びスズキは軽自動車カテゴリでの存在感を示し始めている。

(写真は新型ジムニー)
ジムニー フロントグリル

2018年のメーカー別軽自動車販売台数は、中盤まではスズキとダイハツがほぼ互角の展開であった。ただし、7月にジムニーがFMCを受けており、スズキは月間プラス5000台規模を追加している。このスズキが優位な状況は、ダイハツがタントをフルモデルチェンジさせる2019年前半頃までは続くことが予想され、2018年はスズキが軽自動車販売首位の座を獲得することになりそうだ。

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