新型N-VANエクステリア公開、タント対抗の+STYLE FAN / COOLを用意

ホンダ

ホンダ新型N-VANのエクステリア公開、レジャー向けグレードを用意

ホンダから新型N-VANが今夏発売予定となっている。全車4ナンバーの貨物自動車という扱いになるが、助手席側センターピラーレス構造が採用されており、ダイハツ・タントの対抗モデルとしても注目される。

(写真はN-VAN +STYLE COOL)
N-VAN +STYLE COOL

エンジンはNAとターボが用意され、駆動方式はFFと4WDの両方ラインアップされる。トランスミッションはCVTのほか、NAエンジンモデルには6MT車も用意される。ただし6MT車のホンダセンシングはACC、LKAS、誤発進抑制機能、後方誤発進抑制機能が装備されず、主力機能が制限されたものとなる。ホンダセンシングを装備したいなら実質的にはCVT車を選択することになるだろう。

N-VAN +スタイル クール

最大積載量は350kg。ラゲッジは運転席以外の座席を倒すことで、ビールケース40個相当の荷室空間となる。後席を倒せばフラットフロアとなるのは当然であるが、N-VANでは助手席フロアまでフラットになる。

(写真はN-VAN G)
N-VAN フロア長 N-VAN 荷室サイズ

純粋な貨物利用が想定されたベーシックタイプはベースグレードのGと、装備充実のLが設定される。

Nバン G N-VAN G

これらのほか、仕事と趣味の両方での利用が想定されたグレードとして、+STYLE FANを用意。ドアノブ塗装とホイールキャップと丸目ヘッドランプがついて、レジャーシーンでも違和感の無いエクステリアとなる。おしゃれな移動販売車のベースとしても使えるだろう。センターピラーレスの広い開口部もあり、タント対抗モデルとして、考えるユーザーも多くなりそう。

(写真はN-VAN +STYLE FAN)
N-VAN +STYLE FAN Nバン +スタイル ファン

そしてルーフ高を低くしたのが+STYLE COOL。ルーフ高が低いといってもレジャー用途ではこれでも十分と感じる人が多いはず。スタイリッシュで走行安定性も良くなる。

N-VANの車検は2年毎、4ナンバーでも軽自動車なら保有しやすい

+STYLE FANと+STYLE COOLも含めて、すべてのN-VANが貨物自動車に分類される4ナンバー車となるところは気をつけたいポイント。

新車購入から最初の車検は2年(乗用自動車は3年)となる。ただし以降は、軽自動車の場合は毎年の車検は必要無く、乗用自動車と変わらず2年ごととなる。軽自動車税は貨物自動車のほうが安くなり、トータルでは4ナンバー軽自動車は少しお得ということになる。

N-VAN インテリア N-VAN ドア

やや判断が難しくなるのが、任意保険料である。
元々任意保険料が高額な26歳未満のドライバーであれば、貨物自動車として加入したほうがお得になるケースがある。
実際にレジャー用途で使うのであれば、4ナンバー軽自動車でもレジャー用途での加入を認める自動車保険会社もあり、この場合は乗用の軽自動車と差が無くなる。

新型N-VAN ホンダ

4ナンバーのハイエースなど登録車の貨物自動車は1年毎の車検となり、一般ユーザーからの保有は敬遠されるが、軽自動車であれば4ナンバーでも許容できる方が多いのではないか。

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