ホンダ新型CR-Vハイブリッドが上海で発表、Sport Hybrid i-MMDを搭載

ホンダ

CR-Vにスポーツハイブリッドi-MMDを搭載、上海モーターショー2017

ホンダは開催中の上海モーターショー2017でCR-V ハイブリッドをワールドプレミアさせた。

(写真はCR-V ハイブリッド)
CR-V ハイブリッド

ホンダのクロスオーバーSUV、CR-Vがフルモデルチェンジを受け北米向けに先行導入されているが、今回は中国市場に向けてハイブリッドモデルが発表となった。

(写真はCR-V北米仕様)
CR-V CR-V リアコンビネーションランプ

CR-Vに搭載されるハイブリッドシステムはSport Hybrid i-MMDとなる。Sport Hybrid i-MMDはこれまでにアコード、オデッセイで採用され、2017年10月にはステップワゴンにも搭載される見込みとなっており、ホンダは普及を進めつつある。

新型CR-Vの日本発売、国内仕様は3列シートの可能性、ミニバン兼用

さて、日本市場向けのCR-Vについては、先代モデルが2016年に販売を終了させたまま、ラインアップから姿を消している。次期CR-Vについて日本市場に向けた公式なアナウンスはされていない。

(写真は日産・エクストレイル)
エクストレイル

先代型CR-Vの国内販売の実績から言えば、新型の日本導入は実現されないという考えもあるが、一方で3列シート化されるという噂もある。日産のエクストレイルが3列シートモデルを設定したように、このクラスのクロスオーバーSUVはミニバンとの代替が兼ねられるトレンドにあり、こちらでの活躍に期待したいところである。

(写真はマツダ・CX-5)
CX-5

CR-V北米仕様、中国仕様のエクステリアを見る限りでは、日本市場で販売台数を伸ばすのは難しそう。ライバルモデルを見てみると、トヨタ・ハリアーが上級車イメージを引き継ぎながらダウンサイズさせ、CR-Vとパワートレインサイズが近くなっている。マツダ・CX-5はフルモデルチェンジしたばかりで、エクステリアとディーゼルエンジン搭載モデルが好評。少し小さいがトヨタ・C-HRも月販1万台を超えるペースでの販売がまだまだ続きそうで、有力なライバルモデルが並んでいる状況だ。

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