日産欧州キャシュカイが後期型へ、新Vモーショングリルとプロパイロット採用

日産

キャシュカイがマイナーモデルチェンジ、ジュネーブモーターショー画像

日産はスイスで開催中のジュネーブモーターショー2017で、クロスオーバーSUVのキャシュカイのマイナーモデルチェンジ発表を行った。

(写真は新型キャシュカイ)
キャシュカイ プロパイロット

キャシュカイは、かつての初代型が日本でもデュアリスの車名で販売されていたが、2014年のフルモデルチェンジ以降は日本での販売を終了させている。日本での販売は芳しくなかったモデルではあるが、欧州では近年最も販売台数の多いクロスオーバーSUVとしてのポジションを築いてきた。

キャシュカイ ジュネーブモーターショー キャシュカイ プロパイロット リアコンビネーションランプ

キャシュカイの今回のマイナーモデルチェンジでは、大幅フェイスリフトのほか、自動運転技術のプロパイロットが欧州初導入されるということで話題となっている。

キャシュカイの新型Vモーショングリルは、次期ジューク、エクストレイルにも採用か

新しくなった後期型キャシュカイのフロントフェイスは、Vモーショングリルを強調するようにグリルライン下部が拡大。ナンバープレートもグリル内に収まる形となった。前期型ではヘッドランプ間がVモーショングリルを挟みほぼ一直線に並んだデザインであったが、後期型ではよりクロスオーバーSUVらしく迫力ある造形となった。

キャシュカイ 日産 キャシュカイ

この新フロントデザインの流れは、昨年2016年にデビューした欧州マイクラでも採用されており、日産ブランドの多くのモデルに波及する可能性があるだろう。

キャシュカイ フロントグリル キャシュカイ バックドア

キャシュカイは欧州市場に最適化されたモデルで、やはり日本市場で販売される可能性は低い。その販売枠はジュークとエクストレイルで補われることになる。そのジュークが間もなくフルモデルチェンジとなる見込みで、今回のジュネーブショーでの新型発表が期待されたがこれは実現されなかった。

タイトルとURLをコピーしました